『ジャッジアイズ』評価・クリア後レビュー【キムタクが如くを龍が如くファンから見た率直な感想】

キムタクが如くで有名なジャッジシリーズ第一弾『ジャッジアイズ』をクリアしたので、良かった点と気になる点などを総合的に基本ネタバレなしに評価していきます!2021年に発売された最新作の『ロストジャッジメント』も大きな話題を集めていますね!
「龍が如くスタジオ」が担当するリーガルサスペンスものということで、有名人頼りのつまらない出来になっているのではないかなどを危惧する人もいるかもしれません。そこは安心してください、ちゃんと龍が如くクオリティです!
低価格版も発売されており、お手頃になりました!最新作をプレイする前の予習としてもおすすめですので、気になる方はぜひ最後までご覧ください♪
ジャッジアイズ2作目、『ロストジャッジメント』の評価&レビューはこちらをご覧ください♪
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『ジャッジアイズ』ってどんなゲームなのか?
発売年月 | 2018年12月(リマスタードは2021年4月) |
ジャンル | リーガルサスペンスアクション |
DLC | 追加ストーリーは無(追加コンテンツはあり) |
年齢制限 | CERO D(17歳以上対象) |
『ジャッジアイズ』は、龍が如くスタジオの手掛ける新ジャンルのアクションゲームです。主人公八神(木村拓哉)が探偵事務所を構える神室町でバトルや寄り道要素満載のストーリーを堪能できます!
特徴としては街中で喧嘩するような戦闘システム。ヤクザを中心とした敵にエンカウント次第そのままバトルに入ります。車やパイロンなど、道端のものを使った戦闘アクションも豊富です。ちなみに今回の主人公八神は龍が如くシリーズのキャラよりもスタイリッシュな印象がありますね!
あとは神室町の中にいる依頼人から調査依頼を受けて探偵のように調査できるサイドケースや総勢50人の友人や恋人イベント、シリーズお馴染みの膨大なミニゲームも特徴的です。
序盤のあらすじ(知っていたら飛ばしてOK)


八神隆之(木村拓哉)は、源田法律事務所の若き弁護士として、その将来を嘱望されていた。
そんな最中、ある殺人事件の裁判で、容疑者・大久保新平の弁護を担当する。
誰もが大久保の有罪を疑わなかったその裁判で奇跡的な無罪判決を勝ち取ると、八神は一躍時代の寵児となった。八神の弁護士人生はすべてが順風満帆に思えた。ある一本の電話を、同僚の城崎さおりが受け取るまでは……。
新たな事件の依頼人は「大久保新平」。
それは、八神の弁護によって釈放されたばかりの男の名前だった。
その大久保が自由の身になった途端、同棲中の恋人を刺し殺して火を放ったというのだ。それから3年後…八神は、神室町の猥雑な雑踏の片隅で小さな探偵事務所を経営していた。
浮気調査に人探し、果てはペットの捜索など、何でも屋まがいの探偵として小銭を稼ぎ糊口をしのぐ毎日。そこにかつての栄光の面影はない。
『ジャッジアイズ』公式サイトより引用抜粋
3年前の事件のあと、神室町の探偵になった八神が、源田法律事務所の先輩弁護士から八神も交流のある組の若頭が容疑者とされた殺人事件の弁護の証拠集めを依頼されます。
検事正相手に無実の証拠を突きつけ、勝訴したは良いものの事件には裏があり、八神は大きな陰謀に巻き込まれていくことに。その真実は3年前の八神を貶めた事件とも繋がりがあり…というのが大まかなあらすじです。
事件の解明を進めていくと利権の絡んだ「とある研究をしている巨大な創薬センター」を巡る一大事件に発展していきます。主人公、司法、政治、権力…すべての視点からの正義がぶつかり合う物語だと言えるでしょう!
羽村役のピエール瀧さんが配役交代した件についてと出演版の見分け方


本作で唯一俳優関連で残念だと思うのは、物語の重要人物である羽村のカシラ(羽村京平)が当初のピエール瀧さんから代役の田中美央さんに交代していることです。筆者が交代後をプレイした感想としては特に違和感もなく、ハマり役だと思いましたが、ピエール瀧さんバージョンを知っているユーザーからは魅力が半減しているとの声はありました…。
ピエール瀧さんは『SIREN』などにも出演しており、演技力の高さには定評があったので残念です。理由は麻薬使用の疑いがかかり逮捕されたこと。ヤクザものとはいえ、本当の使用は当然ながらダメですよね;;
ピエール瀧さんバージョンは発売後に一時自粛期間があり、再開時には差し替えられたため現在はプレミアがついて中古で売買されています。見分け方はパッケージが違う(差し替え版にはパッケージに羽村がいない)ので一目瞭然です。YouTubeに比較動画もありますので気になる方は一度ご覧ください。
おすすめしたい人3つの特徴


- 龍が如くスタジオ作品をやったことがない方
- ミステリーやサスペンスが好きな方
- 寄り道ややり込みが好きな方
本作では、歴代龍が如くシリーズのようなヤクザが主体ではありません。そして、舞台はシリーズではお馴染みの神室町となっています。そのため、龍が如くシリーズの入門としてもおすすめできます。
また、アクションだけではなく選択式の推理パートや現場検証などもでき、犯人は誰?黒幕は?など一緒に考えながらプレイできます。
更に凄いのはやり込み要素です。筆者のプレイ時間は約70時間でしたが、やり込み具合によっては100時間を超えるのではないかと思うぐらいサイドケースやミニゲームが豊富に設定されています。
『ジャッジアイズ』の良評価・良かった点
- 龍が如くシリーズ未プレイにも既プレイにもどちらでも馴染みやすい
- 先の読めない重厚なストーリー
- カンフーを主体にした神室町流の爽快なアクション
- 探偵気分を味わえる
- サブストーリーやフレンドイベント等、寄り道要素が豊富
- 豪華俳優陣の起用
良評価①龍が如くシリーズ未プレイにも既プレイにもどちらでもOK!
龍が如くシリーズと言えば「裏社会」のイメージが強いかと思います。本作も裏社会での事件がメインにはなりますが、主人公八神は「弁護士上がりの探偵」なので、これまでとは違う視点で解決していきます。
歴代シリーズファンには龍が如くシリーズお馴染みの神室町が舞台ですし、見慣れた景色やスポットにシリーズファンの方はニヤッとしてしまうはずです。
逆に今までに龍が如くスタジオ作品をやったことがない方は、木村拓哉という圧倒的な主人公感と、彼を自由に動かせるという楽しみと、新しい一面を発見できるのではないでしょうか。
良評価②先の読めない重厚なストーリーと八神の変化


3年前のある事件をきっかけに弁護士を離れた八神は、神室町で相棒の海藤と共に探偵事務所を構えます。最近神室町を賑わせている連続殺人事件の調査を依頼されるのですが、ストーリーの序盤の八神は、自身を「俺の目は善人か悪人か見分けられない」と悲観しており、自信が見えないです。
ですが調査を進める中で3年前の事件との繋がりが徐々に見え始めると一転、八神に一気に熱のようなものが見えるようになります。自分の過去の過ちだと思った出来事が、目が曇っている訳ではなかった可能性が見えてくるのです。
ストーリーが進むにつれて点と点が繋がっていき、一見バラバラに見えたものが一本の線に。しかし、その線は真実を隠したい人達の悪意によってまたも何本にも分かれ、闇に隠れたりして更に複雑に入り組んでしまいます。
八神は相棒の海藤と自身の「正義」に共感してくれた仲間達と共にどのように事件の深い闇に立ち向かっていくのか。
最後の最後まで予想できない展開と八神の過去との決着。そしてストーリーが進む毎に自信を取り戻し成長していく八神の姿は、今作の魅力の一つだと感じています。
良評価③カンフーを主体にした神室町流の爽快なアクション


神室町でのケンカで鍛え上げた八神の戦闘スタイルは、父から手ほどきを受けたというカンフーが主体。蹴り技中心で広範囲に攻撃できる多人数向けの「円舞」と、相手の防御を崩す代わりに隙も大きい一対一向けの「一閃」の2種類の型を使い分けます。
状況によってスタイルを使い分けるのが戦闘での大きなカギです。それだけではなく、壁を使って三角跳びをし多数の敵を巻き込むアクションや、街中にある道具を使った攻撃、発動条件の難しいEXアクションや酔った時限定の強力な酔拳などもあります。
攻略が難しい時にスタイルを切り替えると意外にあっさり進むこともあったので、シチュエーションや相手に合わせた戦闘を考えるのはやり応えがありました!
良評価④探偵気分を味わえる


尾行やチェイス、ピッキング。時には変装をして潜入など手に汗握る調査アクションがたくさんあります。調査アクションのリアルさは実際の探偵の方が教材にしたいというほどです。
中でも筆者が特に好きなのは「尾行」です。ターゲットに気づかれないよう適度な距離を保ち、物陰に隠れながら尾行をしていきます。その最中にターゲットが急に振り返ったり引き返して来て気づかれることがあり、その度に慌ててしまい右往左往することが多々ありました。
ですがそのスリルがクセになり、毎回楽しんでいました!調査アクションは探偵ならではの追加なので、龍が如くシリーズの中でもジャッジシリーズのみの魅力ですね!
良評価⑤サブストーリーやフレンドイベント等、寄り道要素が豊富


本作では、寄り道要素も豊富に用意されています!
- 探偵ならではの調査依頼「サイドケース」
- 最大50人とのフレンドイベント
- 好感度を上げて彼女を作るガールフレンドイベント
- ドローンレースやVRすごろくなどのミニゲーム
ストーリーやクオリティがどれも高く、メインストーリーの進行を忘れてしまうくらい夢中になってしまいます。
中でもフレンドイベントは50人全員が個性的であり、フレンド条件も一筋縄ではいかないものも多かったです。八神が神室町の住民の信頼を得ていく過程がとても微笑ましく、人数は多く大変ですが、イベントを進めた甲斐はあったなという感想でした。
また、フレンドを最大人数集めたときに発生するサブイベントは、今までのフレンドとの信頼関係を感じるようなものになっており、胸が熱くなりました!
良評価⑥豪華俳優陣の起用


主人公に木村拓哉を起用し更に中尾彬、谷原章介、滝藤賢一など物語の重要な役どころに豪華俳優陣が登場しています。
映画やドラマを見ているのでは?と勘違いするほど贅沢なキャスティングと龍が如くスタジオ作品ならではの魅力的なキャラクターがストーリーに花を咲かせています。
中でも筆者は源田龍造役、中尾彬さんのナレーションがとても好きです。ストーリーの闇の深さや徐々に見え始める黒幕の恐ろしさが中尾さんの声色から伝わってくるので、注目して聞いていただきたいです。
また、大きなカギを握る黒谷役の谷原章介さんも普段の朝の情報番組などの朗らかなイメージからは一転して、しっかりとドスの利いたヤクザ世界のキャラクターになりきっています。プレイ当時は、印象が違い過ぎて本人が声も担当していると信じられませんでした。
ネタバレになるので詳しくは言えませんが、ストーリー後半からの八神との凄みのあるやり取りは特に必見です!
『ジャッジアイズ』の気になるところ・低評価ポイント


- SPが貯まりにくい
- 「致命傷」というシステム、八神の防御力
- ドローンの操縦が難しい
- 最後にまとめてミニゲームやサブを進行すると撮影できない
気になる点①SP(スキルポイント)が貯まりにくい


八神の成長に欠かすことのできないSP(スキルポイント)は、ストーリーの進行やサイドケースの攻略、エンカウント後などに貯めることができます。
貯まったSPはスキルの習得に使用するのですが一度に獲得できるSPが少なく、なおかつスキル習得に必要なSPが大きいためなかなか貯まりにくいことが難点ではあります。
ですがコンプリートミッションと呼ばれる飲食店やプレイスポット、戦闘回数など細かく設定されたミッションをクリアしていくことでもSPを稼ぐことが可能ですので、積極的に寄り道をしていくのも八神育成の近道となるでしょう。
気になる点②「致命傷」というシステム、八神の防御力
ジャッジアイズでは敵がオーラを纏った状態のモータルアタックや銃などの危険な武器による攻撃を受けると「致命傷」という最大HPが減少する状態が発生してしまいます。
通常の回復アイテムや食事では回復せず、ある場所にて治療を受けるか特別なアイテムを使用することでしか完全回復ができません。致命傷を受けるたびに治療をしに行かなければならない手間と特別なアイテムがなかなか高額なことが筆者はネックではありました。
あとやはり歴代の龍が如くシリーズのキャラクターに比べ、八神の防御力の低さが際立っているように思えました。
ですが、「致命傷」というシステム、八神の防御力の低さ。どれも新鮮でしたし、ずば抜けた強さではないところに八神が「弁護士あがりの探偵」という拳だけで勝負をしないスタンスが現れていると感じました。
気になる点③ドローンの操縦が難しい


調査やミニゲームでドローンの操作をすることが何度かあるのですが、筆者はこのドローンの操縦がかなり難しく感じました。
方向転換やカメラワークなどはもちろん、風の抵抗を受けて行きたいところになかなかたどり着けないことが何度かありました。
ミニゲームではドローンレースというものがあり、こちらもなかなかの難易度で少しコツが必要に思えました。
ただ、スキルの習得で風の抵抗を受けなくなったり、ドローンレースを有利に運べるものが用意されていますし、自身で素材を集めてドローンのカスタマイズを行っていくことも可能です。
少しクセはありますが、ドローンレースなどはやりこみ要素がかなりありますので、じっくりとカスタマイズを楽しんでみるのもおすすめですよ!
気になる点④最後にまとめてミニゲームやサブを進行すると撮影できない
PS4のカメラ機能にも対応していおり、ゲーム内でもスマホを使用して撮影できる『ジャッジアイズ』ですが、他のソフトと比べて結構撮影禁止区間が多い印象があります。
特にラストの章に突入するとほぼすべて撮影禁止になってしまうので要注意です!本作最大のネタバレを含んでいるので情報規制は大事だとは思います。ただ、ミニゲームやフレンドイベントなどを最終ダンジョンの前にまとめてクリアする筆者のプレイスタイルだと、記念すべきシーンがPS4で撮影できないのが結構ありました。
画像のSNSシェアなども楽しみたいのであれば、最終章手前の章である12章の「ダーティーワーク」 までに済ませておくとよいですよ!
『ジャッジアイズ』をクリアした後の総合的な感想(ネタバレなし)


全体的に大ボリュームかつ、ミニゲームを含む全内容がクオリティが高いので、全く最後まで飽きを感じることはありませんでした!
特にフレンドイベントは、50人ものキャラがどれも平凡な人物はなく、しっかりと個性的です。イベント内容自体もありきたりなお使いイベントでもなく、調査の仕方もバリエーションがあり、神室町という狭いフィールドではありますが、スポットも色々あるので狭さも気になりません。
ストーリーについても、終始展開に引き込まれ、犯人のわからない一介の無関係な事件から過去の出来事とつながっていく見せ方は流石と言えます。また、事件に関わっているのが身近な病気であったこともプレイヤーを引き込むきっかけとしては上手いなぁと思いました。
八神が「私立探偵」というのが取って付けた設定でとどまるのではなく、調査やサブ要素といったゲーム性や面白さにしっかりと落とし込まれているので、龍が如くファンでも違う目線で楽しめる作品だと感じました!
『ジャッジアイズ』評価・レビューまとめ


- おすすめできるのは如くシリーズ未プレイ&やり込み要素が多いゲームを探している人
- ストーリーは本格的リーガルサスペンス
- 良いところは膨大なやり込み要素と豪華俳優とどんでん返しありのストーリー
- 気になるのは八神の育成要素と防御力と最大体力が減少するシステム
お馴染みの神室町は、どのシリーズをプレイしても新しい発見やスポットがあり、飽きることはほぼありません。今回はヤクザから少し離れた位置の主役というのもあり、極道モノに抵抗感がある方にもおすすめです。
何より木村拓哉はゲームの世界に入っても名演技であり、脇を固めるのも安定感のあるベテラン俳優ばかり。
総合的に見てもはずれ要素はほぼありませんので、ストレス発散ができて、本格的なストーリーを楽しみたい人はプレイしてみてはいかがでしょうか?ストーリーに入り込めること間違いなしですよ♪
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