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『ブルーリフレクション TIE/帝』ネタバレなし評価・レビュー【どんなゲーム?時系列・繋がり解説付き】

※記事には一部アフィリエイト広告が含まれることがあります。

この記事では、コーエーテクモゲームス(ガストブランド)より発売されたRPG『ブルーリフレクション帝(タイ)』について、どんなゲームなのかを説明しつつネタバレ無しで評価します。

『ブルーリフレクション』シリーズはゲームに加えてアニメにも展開しているため、作品同士の繋がりがよく分からないという方も多いはず。今回はそのあたりの関係性にも触れつつ、シリーズ未経験でも分かるように、ゲームの内容を説明します。

この記事を読めば『ブルーリフレクション帝』の評価も分かりますし、シリーズにどこから手を付ければいいか決められることも間違い無しです。

目次

『ブルーリフレクション』シリーズのストーリーと時系列・繋がりとは?

厳密にはそこまで単純ではないのですが、『ブルーリフレクション』シリーズの時系列は、ゲーム1作目『幻に舞う少女の剣』 → アニメ『澪』 → ゲーム2作目『帝』の順に繋がっています

いきなり『帝』を遊んでもプレイヤーが置いていかれないように作られてはいますが、他2作品をざっくりとでも良いので知っておくと、より楽しみが増えるでしょう。

ここでは本題である『帝』の話に入る前に、少しだけシリーズ他作品との繋がりについて見ていきます。既に知っている方は、おさらいとして振り返ってみて下さい。

ちなみに『アニメブルーリフレクション澪』がU-NEXTで視聴可能です。登録から30日で解約すれば実質無料で視聴できますので、話の全容が理解したい人は下記リンクからどうぞ!

前作『幻に舞う少女の剣』との繋がり

『幻に舞う少女の剣』は、2017年に発売されたゲーム第1作目。ストーリー的にもシリーズ最初の物語が展開されました。

この作品で主人公を務めた日菜子は『帝』でもパーティキャラの1人として登場し、メインキャラの夕月・来夢(ユズ・ライム)も『帝』においてストーリーの要所要所で関わりがあります。

ストーリーに関しては『帝』でも補足説明があるので未プレイでも話には付いていけるはずですが、シリーズ通しての世界観や専門用語の説明などは1作目の方が丁寧でした。

キャラクターの心情や世界観をより深く味わいたいのであれば、この1作目から先にプレイすることをおすすめします。

アニメ『澪』との繋がり

2021年4月より放送されたアニメ『澪』は、話の流れ的にはゲーム1作目の続きにあたります。

『帝』のパーティキャラとなる陽桜莉・美弦・詩はこの作品に登場しますが、この3人の関係性はけっこう複雑なので、アニメを見ないときっちり理解はできないでしょう。

アニメを見なくても『帝』のメインシナリオは理解できますが、キャラクターにより共感したいのであれば見ることをおすすめします。時系列は逆になりますが、『帝』をプレイしてからアニメを見ても楽しめるはずです。

『ブルーリフレクション帝』とはどんなゲーム?概要を紹介

発売日2021/10/21
メーカーコーエーテクモゲームス
ジャンルRPG
機種PS4、Switch、PC(Steam)

ここからは本作『ブルーリフレクション帝』の概要説明に入ります。

購入前に知っておきたい作品の特徴紹介

まずは箇条書きで、今作の特徴を簡単に記載します。
詳しい説明はこの後、各見出しで紹介していきますので、まずは雰囲気をつかんでみてください。

『ブルーリフレクション帝』ざっくり特徴紹介
  • 異世界(?)に飛ばされた女の子たちの共同生活を描くシナリオ
  • 戦闘やダンジョン探索に加えて、素材集めやアイテム作りといったシステムも
  • キャラクターイベントに力が入っており、好感度要素もあり

序盤のストーリー・ゲームの目的について

今作の舞台となる世界では、登場人物が今までの記憶を失っています。自分の名前以外はほとんど思い出せない状況にも関わらず、そのことに疑問を抱かずこの世界で学校生活を送っていた、という導入です。

そこに主人公である愛央(あお)が入ってきたことにより変化が起き始め、記憶を取り戻す方法を探したり、この世界の謎を解くために探索したりするのが当面の目的になります

ストーリー序盤は謎が非常に多いのが特徴的ですが、これは前作『幻に舞う少女の剣』やアニメ『澪』を知っていても推測はかなり難しいです。シリーズ未経験の方も、まずは気にせずプレイを続けて問題ありません。

ゲームの核となるシステムを紹介

『帝』における特徴的なシステムは以下の3つです。

『ブルーリフレクション帝』の核になるシステム
  • ココロトープ
  • 戦闘
  • 学校生活

「ココロトープ」と名付けたダンジョンを探索する

「ココロトープ」とは分かりやすく言えば他のゲームで言うところのダンジョンです。

ネーミングの由来は「心のビオトープ」の略。本来は植物や動物が集まって形成されるビオトープですが、こちらは作り手の想い出が寄せ集められた世界というイメージで名付けられました

ココロトープは、この世界に居る住人の想いを反映して、形成されます。内部には「記憶の欠片」が目に見える形で落ちており、キャラクターたちが失った記憶を取り戻すためのカギです。

ココロトープではモンスターとの「戦闘」も発生

ココロトープでは、敵が襲いかかってくることも珍しくありません。この世界に来たときから戦闘能力を持っているメンバーもいますが、なぜ戦えるのかという理由は徐々に明かされていきます。

ゲームのシステムとしてはリアルタイム制を採用。絶えず状況が変化してスピード感のある戦闘が楽しめます。

活動の拠点となるのは「学校」

BLUE REFLECTION TIE/帝_20211223221714

この世界の拠点となるのは学校です。ココロトープに落ちている素材を使ったアイテム作りをしたり、キャラクター同士のイベントが発生したりします

キャライベントを発生させることで相手の好感度が徐々に上がり、さらに新しいイベントが発生したり、戦闘に役立つスキルを修得できたりすることも。学校での活動はキャラ育成にも重要となります。

学校生活とココロトープでの探索を繰り返しながら、徐々に世界の謎へと迫っていくというのがゲーム全体の大まかな流れです。

『ブルーリフレクション帝』はどのような人におすすめか

『ブルーリフレクション帝』をおすすめしたい人
  • キャラクター同士の会話を楽しみたい人
  • シナリオのしっかりしたRPGをプレイしたい人
  • アトリエシリーズなど、ガストの作品が好きな人

この後の見出しで詳しく説明しますが、何と言ってもキャラクターイベントの出来が一番良いです。「好感度が上がると手を繋ぐようになる」といった変化もあり、徐々にキャラ同士が親密になっていく過程も楽しめます。

また、メインシナリオは考察要素もある内容でありながら、説明は分かりやすく丁寧に作られていた印象で、完成度はとても高いです

システム的には素材集めや施設作りといった要素があり、アトリエシリーズに通じる部分もあります。過去にガストの作品をプレイしていると入りやすいでしょう。

『ブルーリフレクション帝』ポイント別評価を解説!

シナリオ   ★★★★☆
キャラクター ★★★★★
戦闘     ★★★☆☆
システム   ★★★☆☆
BGM    ★★★★☆

今作を要素別に分けて、それぞれ5段階で評価しました。評価の理由については、この後1つずつ見ていきます。

シナリオ【星4評価】考察要素もありとても楽しめた

シナリオは、日常のコメディパートとシリアスパートのメリハリが効いていて、最後まで楽しめました

専門用語が若干多い気もしますが、説明は丁寧で分かりやすいです。今作がシリーズ初だと少し難しいかもしれないので、気になるならゲーム1作目からプレイすることをおすすめします

特にストーリー終盤は考察要素もあって色々考えさせられましたが、SFっぽい要素がやや強くなってくるので好みは分かれるかもしれません。

キャラクター【星5評価】このソフト最大の売り

要素別で分けると、キャラクターが一番評価の高い部分です。

過去作合わせて3作分のキャラクターが集結しているだけあって、作り込みが素晴らしく全員に違った個性が感じられます。この良さを最大限味わいたい方は、ゲーム1作目やアニメを先に体験しておきましょう。それだけの価値は間違い無くあります。

プレイ前はキャラクターデザインのクセが強い気がしていましたが、プレイしているうちに気にならなくなりました。同じように気にしている方は、やっているうちに慣れるので大丈夫だと思います。

キャラクター同士の距離感が物理的にも心理的にもけっこう近くなる作品なので、百合要素が苦手な方は注意して下さい

戦闘【星3評価】終盤は難易度が低すぎてやや物足りない

BLUE REFLECTION TIE/帝_20211226221849

前作はターン制でしたが、今作はリアルタイム制のシステムを取り入れていてスピード感が大幅アップしました

システム自体はとても良かったのですが、中盤以降の敵が弱すぎるせいで、その良さが活かしきれていないように感じます。例えば、必殺技を打つためにはコンボ数を稼ぐ必要があるのですが、条件を満たす前に倒してしまうことも多く、全体的に消化不良でした。

一方、序盤はしっかりレベルを上げないと厳しい強さなので、アクションが苦手な方は最初苦戦するかもしれません。

また、戦闘中に条件を満たすと変身して衣装が変わる演出は、とても良かったです(スキップ可能)。

システム【星3評価】アトリエと比べれば物足りないが及第点

素材集めやアイテム作りといったシステムは、アトリエシリーズのように凝った作りではないですが、普通に楽しめます。

学校に施設を作ったり頼まれる依頼をこなしたりすると、イベントが起きてキャラクターが成長していく、という流れになっており、シンプルながらやる気の出るシステムです。

ただ、依頼をこなしたりする過程で同じココロトープ(ダンジョン)に何度も潜ることになるので、若干飽きることもありました

BGM【星4評価】全体的にレベルの高い楽曲ばかり

筆者の中ではよりインパクトのあった前作と比べてしまったせいで星4つにしていますが、BGMは素晴らしい曲ばかりで文句をつけるところはありません。サントラを買う価値が十分あるレベルです

聴いていて透明感のある楽曲がとても多く世界観ともマッチしていますし、ボス戦は一転して激しい曲調になりバトルを盛り上げてくれます

前作BGMのフレーズが入っている曲も多いので、プレイ済みの方は懐かしさを感じられる反面、目新しさはやや薄れるかもしれません。

『ブルーリフレクション帝』感想・評価まとめ

最後に、この記事の内容をおさらいします。

『ブルーリフレクション帝』のストーリーについて
  • 登場人物は記憶を失った状態で学校生活を続けている
  • 記憶を取り戻し、世界の謎を解くために活動を開始する
  • 前作『幻に舞う少女の剣』やアニメ『澪』のキャラクターも登場する
『ブルーリフレクション帝』をおすすめしたい人
  • キャラクター同士の会話を楽しみたい人
  • シナリオのしっかりしたRPGをプレイしたい人
  • アトリエシリーズなど、ガストの作品が好きな人
『ブルーリフレクション帝』の評価
  • 戦闘やシステムに細かい不満点はあるが、キャラクターイベントの良さで十分お釣りが来る
  • メインシナリオもしっかりした作り
  • 前作やアニメを知っているとキャラクターに共感できて、さらに楽しめる

キャライベントのボリューム、バトルのテンポなど、今作は1作目より確実にパワーアップしていることが感じられる作品でした

システム面やバランス調整など細かいストレスはありますが、何よりキャラクターが素晴らしいので、プレイ後はとても満足感を得られる良作ですので、気になった方はぜひ一度チェックしてみてくださいね!

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