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『テイルズオブアライズ』評価・クリア後レビュー【シリーズファン目線でも神ゲー?】

テイルズオブアライズ評価&感想

※記事には一部アフィリエイト広告が含まれることがあります。

今回は約5年ぶりのシリーズ新作となった『テイルズオブアライズ』について、プレイしてみたレビュー・感想と評価をネタバレなしに項目を分けてお伝えします!

ストーリーや戦闘などの要素ごとに見出しを作っていますので、気になるところからご覧ください。本作は一部の理由から「ひどい」とも叩かれていますが、クリアしてみるとそうでもありません!何より近年稀にみる幸せな気持ちで終われます!

ちなみに筆者のテイルズ歴はPS版『デスティニー』からなので、相当年季の入ったテイルズシリーズファンです♪

【関連】 《テイルズオブベルセリア》ネタバレ無しクリア後レビュー

目次

『テイルズオブアライズ』総合感想と歴代との比較

『テイルズオブアライズ』クリア後の感想・総合評価とは?

https://twitter.com/hitsumabushin/status/1561234546497974272?s=20&t=fuKl2gLv4OuHTKJX6jLaew
発売日2021年9月9日
公式ジャンル名心の黎明を告げるRPG
クリア時間目安80時間
トロコン難易度易しめ(シリーズでは過去一番楽)
アニメーション制作ufotable

いきなり総評を書いてしまいますが、今作はかなりの面白さでした!久しぶりの新作ということもあり、プレイ前はシリーズの良さが失われていないか不安もあったのですが、杞憂でした。筆者の中ではシリーズでも上位に位置する満足感です

ただ、正直気になる点もあります。ですが、それを上回るテイルズらしさや新しい工夫が見られて、最終的には大満足でエンディングを迎えることができました!詳しくは各項目でお伝えしますが、総合的な評価は以下の通りです。

過去シリーズと比較しての評価★5つがMAX
ストーリー★★★★★
キャラクター★★★★☆
戦闘★★★☆☆
システム★★★★☆
寄り道・やり込み要素★★★★☆
その他★★★★☆

シナリオは王道です。これが純JRPGだと思うくらいでした。反対に評価として難しいのが戦闘部分でした。その点についてもこの後から詳細をお伝えしますので、気になる項目だけでもご覧ください。

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『テイルズオブアライズ』を歴代テイルズと比較するとぶっちゃけ最高傑作?

総合的に正直にお伝えすると「もう少し全体的に補われれば最高傑作だったかもしれない」という感じです。確かに隅々で最新技術を感じるクオリティではありましたが、テイルズらしい良さが抜群だったかと言えば、少し物足りません。

テイルズファンとしては、今回の項目で言うとストーリー・キャラクター・戦闘システムの3点で過去作を超えたとは思えませんでした。テイルズの中では一番重要と思っている部分になるので、ここが足りないと最高傑作とは言えないかなーという感じですね!

評価点としては最高得点を付けていても、比較した評価というわけではないので、その点にはご留意頂きたいです。

『テイルズオブアライズ』のトロコン難易度について

歴代シリーズと比較すると、『テイルズオブアライズ』のトロコン難易度はとても易しいです。根拠としては以下の通りです。

  • 最高レベルなどの条件はあるものの根気さえあれば必ずできる
  • トロフィー取得のためのクエストの発生など取返しのつかない要素は一切ない
  • トロフィー取得に難易度についての縛りもない

本作では、戦闘の難しさなどのネックはありますが、それとトロフィー取得の関係はありません。ですので、根気=時間さえ使えばトロコンは可能です。その点については、ご安心ください!

『テイルズオブアライズ』項目別評価&レビュー

以下画像は全て筆者撮影

上でも述べた通り、全体で見れば大満足の結果だった『アライズ』ですが、個別評価ではあえて厳しい部分も入れながら記載します

尚、あくまでもクリアした筆者の個人的感想であるため、一般的な評判とは異なる点もあります。その点はご了承下さい。

ストーリー【★5評価→テイルズらしさが良い!】

テイルズオブアライズ レビュー1

全体的なストーリーの流れは極めて分かりやすいです。テイルズシリーズの原点回帰を感じるような流れでした!歴代のテイルズシリーズも大体が同じような流れのため、話の展開が予想できた人もいたかもしれません

最初は自分たちの住んでいる国の話が中心ですが、中盤以降は星の話へとシフトしていきます。このあたりまで来るとスケールが段々と壮大になっていき、物語の舞台である「ダナ」と「レナ」双世界の命運と、主人公とヒロイン「シオン」の秘密が絡み合っていくんですね。正直、最後は話が大きくなりすぎた感もありました。が、筆者的にはこれこそテイルズなのかなと思いましたね!

メインストーリーは全体的にシリアスな展開が多く、パーティの仲が深まっていない序盤は特に雰囲気が暗めとなっています。ただ、仲間が揃った後の展開や、合間に挟まるスキットなどは明るいものも多いため、全体的に見れば気になるレベルではありませんでした。

仲間が集まったあとのイベントチャットなどは結構笑えるものも多かったです!

キャラクター【★4評価→テイルズならではの○○が足りない!】

アライズ レビュー2

テイルズシリーズの最大の魅力ともいえるキャラクターについて、今回は★4つとなりました。この理由は、パーティー側はバランスが良かったのですが、敵側について歴代シリーズと比べると正義や信念といった部分が物足りなく、少し残念と感じる部分があったからです。

それぞれについて、詳しくご説明します。

パーティキャラクター【人数が少ない分バランス良し!】

今作は6人パーティとなっており、シリーズでは人数がやや少ない部類です。その分、各キャラごとのエピソードや見せ場がしっかりとあります。特に最後までカギになっていたヒロインのシオンが「人に触れない」設定に対してのパーティの関わり方が個人的には好きでした!

双世界それぞれからダナ人とレナ人が満遍なく混ざっていましたし、それぞれの個性を生かした称号やイベントなどもキャラクターを深堀りする上で良かったです!

主人公のアルウィンは激辛好き、ヒロインのシオンは大食いなど、それぞれいじられるポイントもあり、パーティ全体で見ると非常にバランスが取れていて、特に互いの親密度が高まってくる中盤以降の雰囲気はとても良かったです

誰か1人をと言うよりはパーティ全員を応援したくなる作品でした!

敵キャラクター【テイルズ恒例の魅力部分が弱い】

敵キャラクターは明らかに掘り下げが足りなかった気がします。ほとんどのキャラクターは、「ただ自分の利益を求めただけの敵対者」で終わってしまいました。

一応、倒した後になって「実はそこまで悪い人じゃない」エピソードが見られるのですが、せっかくなら倒す前に片鱗だけでも見せてほしかったです。戦っているときに敵側の正義が感じられなかったのは残念でした。

ボスキャラには歴代シリーズの声優さんを使っていて迫力はたっぷりだったので、なおさらもったいなかったです。

戦闘【★3つ評価→初心者お断り感が強すぎ】

テイルズオブアライズ レビュー_バトル

戦闘はシリーズ平均よりやや難しく、難易度ノーマルだとボタン連打では勝てません!

自分よりレベルの低い相手からは経験値が入りにくい仕様となっておりレベル上げもしづらいので、苦手な方は大人しく難易度を下げたほうが良いです。筆者的にはイージーにあたる「ストーリー」で丁度良いくらいでした。

また、今までのシリーズとは違う部分も多いので、経験者でも最初は戸惑うと思います。

  • 回避・カウンターが重要
  • 回復手段に制限が多く、アイテムのグミの値段が異様に高い
  • 敵の体力(特にボス)がやたら高く、とても硬いので戦闘が長引きがち

今作では空中コンボと通常コンボが繋げやすく、一定ダメ―ジを与えると味方と協力して一撃必殺で倒せる演出などもあり、爽快感は多かったです。

ちなみに、味方キャラのAIは敵の攻撃をほとんど避けてくれないので、大振りで攻撃力の高いボスと戦う時はややストレスでした。更に味方の回復設定も作戦で組み立てるのですが、設定内容が乏しく、結構不便さを感じました。

総評すると本作は好みが分かれるシステムとなっており、死にゲーをやり慣れている人には受け入れやすく、普段アクションが苦手な人は苦手意識を持ってしまう感じですね!

筆者的にはテイルズシリーズの魅力は「普段操作が苦手な人でも誰でも簡単に楽しくプレイできるところ」だと思っていたので、本作については少し辛口評価としました。

システム【★4評価→新要素〇、過不足なし】

常に新しい要素が登場するテイルズシリーズのシステム面ですが、今回はシリーズ定番の「スキット機能」と成長システムを含めた他システム面の2つの方向から細かく評価していきます。

特にこれまでとは仕様が違うスキット機能については要注目です。

スキット【今作ならではの工夫が見える】

テイルズオブアライズ レビュー_スキット

シリーズ恒例の会話システムである「スキット」ですが、今作はマンガのコマ割りのようになっていて見た目でも楽しめました

正直、筆者的には最初はアニメ調の従来のスキット演出のほうが良いと思っていました。ただ、本作ではフェイシャルCG技術にも力が入れられており、細かい表情が描かれています。この表現は最新技術を取り入れた顔グラフィックへの自信の現れなんだと感じました。そう受け入れるとコマ割りの見せ方でもキャラクターが魅力的に見えて、最終的にはこのスキットにも納得していました。

キャラクターの動きもわかるので、長いスキットでも飽きはしません。ただ、連続で見るとひとつひとつが少し長く感じるかもしれませんね。

システム周り

テイルズオブアライズ レビュー_システム
スキルパネル画面

システム面は無難にまとまっている印象でした

まず、筆者はProではない通常のPS4でプレイしていましたが、ロード時間は全く気にならなかったです。

技・術やスキルの習得はメニューの「スキルパネル」でおこなわれ、バトルやクエストクリアで得たポイントを使います。各キャラクター固有の技のスキルアップや、戦闘中に有利になる「詠唱加速」や「HP1残し」などはスキルパネルで取得する仕様です。同じスキルが別のパネルにあったりもして、少し見辛いのは気にはなりました

武器の作成にはモンスターが落とす素材を使用します。集めるのにはあまり苦戦はしませんでした。戦闘を避けがちな方は後になって苦労するかもしれません。

宿屋やキャンプで作れるシリーズ恒例の料理は、ステータスアップなどの効果があり恩恵が割と大きい上に、本作では特定の料理などにはスキットも用意されていたので集めるのも楽しかったです!筆者的にはホットケーキがかなりお気に入りです(笑)

BGM・グラフィック【★4評価→全体的に良いが気になる点も】

システム面と付随するBGMとグラフィックについても細かく見ていきます。今回気になったグラフィック面での評価には特に注目。少し辛口評価になっている部分もあります。

BGM

楽曲を担当したのは、シリーズファンにはおなじみの桜庭統氏です。

特に戦闘曲は良くも悪くもいつもの桜庭節という感じのノリの良い曲なので、テイルズファンとしては安心感がありますね!ただ、作品への気合の入れ方が見える部分もあります。

本作ではシリーズで初めてフルオーケストラの録音を採用しており、重厚感のある曲が特に良かったでです。特にラストダンジョンや、王城などの荘厳なシーンではそのオーケストラ音源の良さが際立っていました。

あとは、挿入歌や歌唱を担当していたのが綾香だったのが色々と素敵でして、特に中盤からのOPはシリーズファンとしては大興奮!EDは事前公開されていた『Blue Moon』でしたが、どちらも物語をより彩っていましたね♪

グラフィック【CGは良い、アニメーションは賛否両論】

グラフィックは通常のPS4でも十分キレイな印象です

背景は国ごとの特色が出ていてそれぞれが美しかったですし、キャラクターの表情も細かく表現されていて、確実に前作より進歩していることを感じられました。

ただ、大きい街に入ったときなどに読み込みが遅れることもありましたので、気になる方はPS4ProやPS5を用意した方が良いでしょう。

一方、アニメのムービーパートは筆者個人的には違和感がありました。制作は以前からシリーズを担当しているufotableなのですが、顔の雰囲気も普段と違う気がしますし、作画や動きのクオリティもこれまでより明らかに下がっていた印象です。

同じく購入した他のユーザーもアニメのクオリティにはひどい、ガッカリとの意見もありました。

サブクエスト・寄り道要素【★4評価→満足感とバランスの良さ】

サブクエストはモンスター討伐・素材集め・お使い系が多く、RPGではよくある標準的なラインナップとなっています。

クエストクリア後にはパーティ内でスキットなどの会話が見られるものもありますし、終盤はメインシナリオに入れても良さそうな重要スキットも挿入されて、満足度は高かったです

また、サブクエストにも時限要素は一切無いため安心してプレイ出来ますが、引き受けた時点ではほぼ倒せないような強さの敵もよく出てくるので、注意が必要でした。クエストの表示の時に「適正レベル」などの表示があると良かったですね!

その他、ミニゲームとして用意されている釣りは、定番ですがまずまずハマりました。シリーズ恒例の闘技場(修練場)もあるので、本編以外でも楽しめる要素は満載です。

やり込み要素・2週目【★4評価→やり過ぎると…】

クリア後には新規クエストや隠しダンジョンが追加されます。隠しダンジョンを使えばレベルもMAXの100まで楽に上げられるので、キャラ育成が一気に進みました。

嬉しかったのは、クリア後のクエストや隠しダンジョンでもボイス付きのイベントがあったことです。キャラクターの成長が感じられる描写がしっかり入っているので、これからやる方にはぜひそこまでプレイして欲しいと思います。

上でも書きましたが今作は時限要素が無いので、トロフィーの取得に関連するアイテム収集・エネミーリスト・サブクエスト・スキットなどを取り逃がす心配はありません。1週で全てをやり切ってしまうと難易度を上げる以外に楽しみ方が無くなってしまうのが玉にキズでした

もちろんシリーズ恒例の「2週目への引き継ぎ」はありますので、あえて1週目は寄り道せず2週目に残しておくプレイスタイルも有りだと思います。

テイルズオブアライズ感想・評価まとめ

今回は詳しい感想をお伝えしました!

『テイルズオブアライズ感想・評価まとめ
  • プレイ時間の目安はクリアまでに大体50~80時間
  • 時限要素は無い上、2週目に行かなくてもトロコンは可能
  • シナリオは分かりやすく、特に序盤はシリアス展開多め
  • キャラクター1人1人よりもパーティ全体を応援したくなる
  • スキットは1つ1つ長めだがマンガのコマ割りのように楽しめる
  • 戦闘はシリーズでも難しい方だが、慣れれば爽快感はバツグン
  • アニメパートは微妙だが、グラフィックは全体的にキレイ

個別の感想では厳しい意見もいくつか書きましたがパーティの仲が深まって戦闘にも慣れてくる中盤以降は特に面白く、プレイ後の感触としては大満足です

最高傑作という評価は少し大げさな気はしますが、昔からのシリーズファンの方も十分満足させられる出来でしょう。

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