『ファイアーエムブレム風花雪月』評価・レビュー【良いところと気になる点とは?】
最新作のエンゲージも2023年に発売が決定しました!今回は前作にあたる『ファイアーエムブレム風花雪月』について実際にプレイしてみて良かった点と気になった点を紹介、評価&レビューしていきます!
育成と戦術、RPGとシミュレーションの両方を兼ね備えたファイアーエムブレムシリーズ。今作は学園探索コミュニケーションゲームという新しい要素を組み合わせていて、新しいゲーム体験をすることができました。
今なお中古でも値段の下がらないその人気の理由を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください♪
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目次
歴代ファイアーエムブレムとは?シリーズの特徴と概要
ファイアーエムブレムとは、任天堂の中でも人気と長寿を誇るシリーズ。初代は1990年に発売され、長い間ファンに愛され続けています。
同じ任天堂から出ているスマッシュブラザーズシリーズにもキャラが登場しているので、見たこと聞いたことがある方も多いでしょう。
ゲームジャンルとしては「シミュレーションRPG」で、手ごわい難易度と個性あるキャラクターたちが織りなす物語が魅力です。戦闘ではマス目のMAPがあり、キャラを一人ずつ動かして敵を倒していくゲーム内容となっています。また、戦闘を通じてレベルアップしたり、今作では生徒たちの技能を学園パートで育成したりすることも可能になりました。
今回の『ファイアーエムブレム風花雪月』とはどんなゲームなのか?
発売年 | 2019年 |
メーカー | 任天堂 |
プレイできる機種 | Nintendo Switch |
プレイ人数 | 1人 |
オンラインの有無 | 有 |
今回の『ファイアーエムブレム風花雪月』では、前作までのシミュレーションRPGに加え、学園探索コミュニケーションという要素を追加。
第一部と第二部に分かれていて、第一部では学園生活を、第二部では一変したストーリーを楽しめる構成になっています。これも魅力の一つであり、平和だった学園生活が一変してしまうギャップがストーリーを盛り上げているように感じました!
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『ファイアーエムブレム風花雪月』の良評価ポイント
ここからは『ファイアーエムブレム風花雪月』を実際にプレイした感想に入ります。まずは良かった点を4つ紹介します。
キャラの掘り下げが深い!支援会話で深まる仲間の絆
『ファイアーエムブレム風花雪月』では、多くのキャラクターが登場します。そして、一人ひとりに支援会話というものが存在しているのです。
支援会話とは、主人公やキャラ同士での寸劇会話のようなものです。時に明るくコミカル、時に暗くシリアスに繰り広げられる会話は一人一人の性格や人となりだけではなく、生き方や性格などが深く絡み合っています。それぞれが平民と貴族に分かれており、その関係性で葛藤したり、貴族同士でも家と家の関係性でつながっていたり…。
このようにシチュエーションも様々で見ているだけで楽しいです。
様々な個性を持っているので、主人公だけではなく、級友や、先生たちとの絡みも通じて、キャラのことが深く広く知れます。知れば知れるほど、キャラのことがどんどん好きになっていくこと請け合いですよ!
育成も幅広く!自分の好きなように育成できる生徒たち
RPGの育成も自由度が高いです。『ファイアーエムブレム風花雪月』は、学園生活をテーマにしていて、一か月単位でストーリーが進んでいきます。一週間ごとに自由時間パートと生徒を育てていくパートがあり、数々の技能を自由に選択して育てられます。
生徒の得意な技能を育てていくもよし、あえて苦手な技能を伸ばしていくもよし。すべてはプレイヤーに委ねられているのです。最初は幼く、弱かった生徒たちが、立派に戦う姿を見ると嬉しいものですね。
生徒たちには基礎のステータスはありますが、魔法系や近接系などつく兵種によってステータスの伸びしろも変わります。スキルも豊富にあるため、自由な育成が可能です。
自分の好きなように生徒を育てて、カスタマイズしていきましょう。
幅広い難易度!手軽なカジュアルでも頭を抱えるクラシックでも
ゲームの難易度は、ノーマル・ハード・ルナティックと三種類。それに加え、自身が持つユニットがロスト(※)するかしないかを選べるカジュアルとクラシックの二種類のモードがあります。
(※ロストとは、MAPの中で倒されたキャラがそれ以降の物語に登場しなくなったり、戦闘で使えなくなったりすること)
そのため「シミュレーションRPG、難しくて苦手だな……」と思う人はノーマルとカジュアルを。「バリバリに難しいゲームがやりたい!」と思う人にはルナティックとクラシックを選ぶなど、幅広い選択が可能に。
初心者からゲーマーまで、幅広い人が楽しめるのも魅力の一つですよね。
第一部と第二部、成長していく生徒と激しさを増していく戦
『ファイアーエムブレム風花雪月』では、第一部と第二部で大きくストーリーが分かれます。
第一部では、学園生活を通して生徒たちと皆で青春を謳歌するストーリー内容。皆と絆を深め育成をしていき、生徒たちにとても愛着が沸きます。先生となるプレイヤーも同じ年ごろなので“本当に青春!”といった内容にほっこりする場面も多かったです。なのですがしかし、第二部ではこれが一変。
ネタバレになるのでここでは伏せますが、後半の展開は本当に良いのでぜひプレイして確かめてみてほしいです。
『ファイアーエムブレム風花雪月』の低評価&気になったポイント
ゲームシステムや育成など、ボリュームたっぷりで楽しめる『ファイアーエムブレム風花雪月』ですが、気になった点も。
実際にプレイしながら“ここが改善されたらもっといいのにな”と思った点を2つ紹介します。
学園コミュニケーションが後半面倒に感じる
今作で追加された内容盛りだくさんの学園コミュニケーションパート。具体的には、学園の中を動き回りながら生徒たちとコミュニケーションをとったり、釣りをしたり一緒にご飯を食べたりすることができます。
この学園コミュニケーションパートも大きな魅力の一つなのですが、それが後半になってくると少し億劫に感じてしまいました。
その理由は学園の広さ。とにかく広すぎるのです。ワープ機能も存在してはいるのですが、やはり少し面倒に…。
そして極めつけが落とし物収集。MAPにはたまにアイテムなどが落ちていることがあり、その中には生徒たちの落とし物があるのですが、見つけるのが大変です。
MAPには表示されないので歩いて探しますが、MAP自体が広いためすべて探そうとするとのは面倒でした。
特に拾っていないからといってペナルティもありませんが“なんだかもうちょっとどうにかならなかったのかな”という印象を受けました。
単一化していく戦闘、戦闘MAPの少なさ
次に戦闘の単一化、戦闘MAPの少なさが気になりました。
『ファイアーエムブレム風花雪月』では学級が三つ存在し周回をするのが主となっているため、戦闘のパターン化は周回するたびに気にかかります。第一部はどのパートもほぼ同じ進行で、開始地点も一緒。第二部ではストーリーは少し違えど同じMAPに同じ配置が結構出てくるので、“あれ?デジャブ?”という印象を受けました。
自由行動で戦闘に出たりしても同じMAPが多く単調に感じてしまうので“もう少しMAP数があればな”と感じます。
『ファイアーエムブレム風花雪月』は、遊び方無限大、たくさん遊べるボリューム満点の作品
『ファイアーエムブレム風花雪月』のレビュー、評価を以下の項目に分けて行っていきました。
物足りなさもありつつですが、もっともっと語りつくせない魅力があるのが今作だと思います。
初心者からゲーマーまで、幅広くお勧めしたいゲームであることは間違いありません。特に気になるキャラクターがいる、というそこのあなたはぜひプレイを!フルボイスなので声優さんで好きなキャラがいる人にもいいですね。
ちなみに筆者はヒルダちゃん推しです。かわいいです。
ぜひ、気になったらプレイしてみてくださいね♪
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