【ネタバレ】DOD(ドラッグオンドラグーン)3部作の衝撃トラウマ・鬱展開を考察!【評価】
鬱ゲーの代名詞とも呼べるほどに有名な『ドラッグオンドラグーン(以降DODと記載)』3部作をネタバレありで考察し、プレイヤー目線からの評価もご紹介します!
この作品には数々のトラウマ要素が満載です。しかしながら、秀逸なストーリーやエンディングは高い評価を受けており、熱狂的ファンがいるのも事実なのを知っている方は多いでしょう。
トラウマでありながら魅力がある、そんな両極端な感想を生む『DOD』の素晴らしさに触れたい方はぜひ最後までご覧下さい。
※本記事にはDODシリーズの多大なるネタバレを含みます。そういった要素を求めていない方はこの先閲覧しないことをおすすめします。
この記事はこんな人におすすめ!
- DoDシリーズ全作品のトラウマなエンディングが知りたい
- DoDの魅力をもっと具体的に知りたい
- シリーズや他作品との繋がりについての考察を知りたい
目次
トラウマゲーム・ドラッグオンドラグーンの概要は?
『DOD』は現在シリーズ3作目まで続くアクションRPGです。基本的な視点は主人公後方斜め上からの見下ろし視点となっており、アクション面は「無双ゲー」に「シューティング」要素も加えたイメージ。各章に課された条件をクリアすることで物語は進行します。
3Dフィールドの敵を殲滅する条件が多く、パーティを切り替えながら1人で戦闘するのが基本。『DOD』はタイトルの通り、ドラゴンに乗って攻略する空中戦もあるのが特徴です。
戦うための多種多様な武器には、個別に攻撃アクションとウェポンストーリーがあり、ゲームを彩っています。終始重く暗いストーリーなのも『DOD』の特徴です。
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暗く報われない、トラウマ級鬱ストーリー
RPGといえば「仲間と共に困難を乗り越え、絆を深めて成長する」ようなストーリー展開が一般的です。ところが、普通のRPGではないのが『DOD』。
頑張った分報われることは無いに等しく、主人公たちが必死に抵抗しても救われない、厳しい陰鬱な運命が待っています。そんな『DOD』は、悲劇が好きな人にはたまらない作品となるでしょう。
何度も楽しめるマルチエンディング・中にはトラウマになりそうなものも!
『DOD』は3部作ともマルチエンディングを採用しています。一度クリアした後にプレイすると分岐点から全く違うストーリーが展開するので、周回プレイを楽しむことも可能です。そして、このマルチエンディングには『DOD』の魅力が凝縮していると言えます。
思わず眉をひそめるような辛いものや、グロテスクでトラウマになりそうなエンディングも!それでも気付いたら次のエンディングが気になりだし、ついつい周回プレイしてしまうのが『DOD』なのです。
3部作はストーリーに時系列はあるが直接的な繋がりはない
『DOD』はマルチエンディングという仕様上、いくつものパラレルワールドが存在します。ネット上では今なお、正史についての議論が絶えません。
時系列は古い順から「3→1→2」というのが最も有力な説ですが、ループ説を唱える人も多数います。その場合ループの始まりはどこからなのか、きっかけは一体何なのか等、熱い考察討論ができるのもDODの醍醐味でしょう。
ですが、3部作のストーリーにはほぼ繋がりがないので、個別のゲームとして楽しむこともできます。
こんな人におすすめ!DODの魅力とは?
この3部作はかなり癖があり、万人受けするものではありません。以下にDOD3部作の魅力をまとめました。
DOD3部作の癖の強い4つの魅力
- 暗いストーリー
- 救いのない展開
- どこか狂っている登場人物
- トラウマなエンディング
DOD3部作は、これらの鬱要素が好きなコアなプレイヤーにとってはとても相性のいいゲームと言えます。登場人物の背景に始まり、ストーリー冒頭からエンディングまで、至る所に散りばめられた鬱要素がプレイヤーを最後まで楽しませてくれることでしょう。
特にDODの帝国軍ボスである、幼女の司教「マナ」の狂気じみたキャラクターは、プレイヤーに恐怖を植え付けるに違いありません。
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【DOD1】衝撃!伝説のトラウマゲームのストーリー【考察・評価】
発売年月日 | 2003年9月11日 |
プレイできる機種 | PS2 |
伝説の始まりとなった『DOD1』。3部作の中でも屈指のトラウマゲームとして、今でも人気のタイトルです。
物語は、主人公カイムが帝国軍との戦いで瀕死の重傷を負ったところにレッドドラゴンと出会い、お互いの心臓を交換して「契約」するところから始まります。
規格外の力を手に入れたカイム。封印の女神である妹フリアエを助けるため戦いに挑み、仲間と出会い、そして絶望のトラウマエンディングへと進んでいくのです。
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【DOD1】分岐する各エンディングを考察する【ネタバレ】
『DOD1』最大のお楽しみポイント・マルチエンディングですが、A~Eの5つあります。各エンディングに分岐するタイミングが毎回違うため、まったく予想もしなかった話が繰り広げられることも!
特に有名なB、Eエンドをはじめ、5つのエンディングをまとめて考察します。
【ネタバレ】相棒のドラゴンの行動に涙するエンディング「Aルート」考察
封印の女神フリアエが囚われている空中要塞に着いた時、すでにフリアエは死亡していました。封印が解かれ、神の力により帝国軍のボス・マナが巨大化するのです。幼い女の子が巨大化するだけなのですがこれが気味が悪く、一つのトラウマポイントとなりえる所です。
マナを撃破したカイムにレッドドラゴンが言います。「我が封印になろう」。人間を下等な生物だと思っているドラゴンが、人間のために自ら封印となることを決めるのです。最後にドラゴンが「アンヘル」という名を名乗ると、カイムの目には涙が…。
哀しいエンディングですが、綺麗に物語がまとまっていますね。後に『DOD2』に繋がるという考察があるのがこのエンディングです。
【ネタバレ】もっとも有名なトラウマエンディング「Bルート」考察
フリアエは兄・カイムに対して抱いた恋心を隠してきました。しかし、マナによってフリアエの想いがカイムに暴かれるのです。そしてフリアエはカイムに拒絶され、ショックで自害してしまいます。
封印が解けて出現したのは、世界を救うとも滅ぼすとも言われる「再生の卵」。フリアエの婚約者であるイウヴァルトは、フリアエの復活を願い、再生の卵の中にフリアエを入れるのですが…。
ここで本作最強のトラウマとなるであろうムービーが流れます。異形の怪物として蘇った「復讐の女神フリアエ」の触手が、イウヴァルトを貫き殺してしまうのです。
Bエンドのラスボスとなったフリアエを何とか倒したカイムとアンヘル。フリアエの亡骸を抱き、遠くを見つめるカイムとアンヘルの目の前には大量の「復讐の女神フリアエ」が…。最後はただ絶望だけを残して物語は幕を閉じます。カイムとアンヘルの生死は不明…。
強烈なトラウマを残すストーリーもさることながら、フリアエが再生の卵から出てくるムービーは更にトラウマです!
このエンディングには『DOD2』へ設定が引き継がれたと言われています。イウヴァルトとフリアエの亡骸が再生の卵によって合体し、『DOD2』の主人公「ノウェ」が誕生するのです。考察では、引き継がれるのはノウェだけで、A+Bの未来が『DOD2』というのが最も有力説になっています。
【ネタバレ】昨日の友は今日の敵・エンディング「Cルート」考察
再生の卵でフリアエを復活しようとするイウヴァルトを倒し、空中要塞の祭壇へ向かうカイム。事の元凶であるマナはすでにドラゴン達によって殺されていました。神の僕であるドラゴンは、本能のままに人間を殺すべく襲い掛かります。アンヘルもまた本能に支配され、カイムに牙をむくのです。
死闘の末アンヘルを倒したカイムは、祭壇にある再生の卵を破壊します。外からはドラゴン達の咆哮が…。それを聞いたカイムがうっすらと笑みを浮かべ、光の中に消えていく所でムービーが終わります。
本能に支配されたとはいえ、ずっと共に戦った相棒を斬らなければならない悲しい状況に胸が痛みますね。アンヘルを倒したカイムもまた闘争本能に支配され、ドラゴン達の元へ1人立ち向かっていくのです。その後のカイムの生死は誰にもわかりません。
【ネタバレ】狂気に満ち溢れた絶望だらけのトラウマエンディング「Dルート」考察
仲間の1人「セエレ」によってマナが倒され、世界に異変が起こります。空は赤く染まり、なんと無数の巨大な赤ちゃんが出現、仲間たちが次々と赤ちゃんの餌食になるのです!その光景はまさに絶望、トラウマと表現するに相応しいでしょう。
さらに、まるで妊娠した人間のような姿の「母体」が出現し、一帯はカオスな状況に!この混沌と化した世界を救うためにはセエレの契約の力が必要と判断した一行は、セエレを母体のもとへ送り届けます。
巨大赤ちゃんに食いつかれるアンヘル、宙を舞うカイムの剣…。主人公達の犠牲の末、セエレは母体の上で力を発現し、辺り一帯を封印することに成功するのでした。
推測ですが、カイムとアンヘルは赤ちゃんに食べられてしまったのでしょう。セエレは自らの命と引換えに世界を守りました。このエンディングは、映像も展開もトラウマ要素が強すぎますね。巨大赤ちゃんと母体、見た目の気持ち悪さは本作の中でもトップクラスでしょう。
【ネタバレ】心に深く傷を残す哀しみのトラウマエンディング「Eルート」考察
世界を救うため、カイムとアンヘルは母体と共に異世界へとワープするのですが、たどり着いた先はなんと「新宿」!!母体から発せられる衝撃波をすべて防ぎ切ると、母体は崩れていくのでした。
死闘を終え、安堵するカイムとアンヘル。すると突然、光がアンヘルを直撃し、爆発とともにカイムとアンヘルが落ちていきます。アンヘルに直撃したのは戦闘機のミサイルでした。戦闘機からは「こちらスカーフェイス。目標に命中。正体は依然不明。霞ヶ関方面に落下した模様。」という無情の通信音声が…。
灰色の空に風切り音の中、スタッフロールが流れます。その後東京タワーに突き刺さったアンヘルが映り、画面が暗転。マナの声で「本当に、本当にありがとうございました」とナレーションが入り、ストーリーは幕を閉じます。
このエンディング、とにかく鳥肌が立ちました。ここまで一緒に戦ってきたカイムとアンヘルはプレイヤーにとっては自分の分身のように思っていることでしょう。そんな思い入れのあるキャラクターがこんな酷い最後を迎えるのはトラウマとしか言いようがありません。
スタッフロールも絶妙で、落ちていくカイムとアンヘルを見た後なのでプレイヤーは虚無感に襲われるでしょう。そこへ風切り音と灰色の空だけになる画面。虚無感を増長するには十分すぎるトラウマ演出です。
虚しさしか残らない最後のエンディングは、数々のトラウマを植え付けてきた『DOD1』の最後に相応しいものと言えます。
【DOD1】伝説のトラウマゲームの評価は?
総合評価として95点、ストーリーでどっぷり世界観に入り込める鬱ゲーと評価します。
◆良い点
これまで取り上げてきた通りかなり緻密なストーリーで、周回プレイをしても飽きの来ないものでした。5つのエンディングまでの道程も何度も楽しめるゲームと言えます。トラウマな世界観に惹き込まれました。
個性が際立った魅力的な登場人物。それを彩る声優陣のバランスが見事です。BGMも趣向が凝らされていて、ストーリーへの没入感をアップしています。トラウマとなる映像のインパクトや救いのなさ度合いも秀逸です。
◆悪い点
カメラワークと操作性の悪さがいまいち。主にアクション面に不満を多くあり、地上戦が単調でもっさりしていると感じました。ただし、淡々と敵を薙ぎ払うことに爽快感がある方には適しているでしょう。難易度が選べるのですが、低い設定にすると見られないエンディングがあるので注意が必要です。
あと、Eエンディングをクリアするための音ゲー要素がかなり難しいです。アクションゲームのはずなのに、最後には謎の別ゲーム要素が入ってくるのには賛否両論があるかもしれません。
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【DOD2】DOD1エンディングを引き継ぐパラレルワールド【考察・評価】
発売年月日 | 2005年6月16日 |
プレイできる機種 | PS2 |
『DOD2』には「封印の赤、背徳の黒」というサブタイトルが付いていて、これは『DOD1』のアンヘルと本作のドラゴン「レグナ」を指しています。実はこのレグナ、『DOD1』のイウヴァルトが契約していたドラゴンなのです。
舞台は『DOD1』から約18年後となり、基本のエンディングAにBの要素が合わさったパラレルワールドです。レグナに育てられたノウェを主人公として物語が始まります。
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時系列最後の『DOD2』・A~Cの3つのエンディング
『DOD2』はA~Cの3つのエンディングが用意されており、3部作の中で最も歴史が新しく、時系列的には最後。3部作としては結末に当たります。その中でも最も印象に残るCエンドについて紹介します。
DOD3部作唯一ともいえるハッピーエンド?Cエンディング考察
神の玩具とも言われる「骨の棺」を破壊し、神の支配から人間を解放したノウェ一行。最終的に人間を滅ぼそうとするレグナとノウェの一騎打ちとなり、育ての父であるレグナを撃破することに成功するのです。
神、そして竜の支配が終わり、封印の女神も必要なくなった世界が訪れました。これからの歴史、どうなっていくのかは全て人間次第だと話すノウェ一行。そしてストーリーは幕を閉じます。
育ての親を倒すといった展開もある為、誰もが納得するハッピーエンド…とはいきませんが、『DOD』の中ではかなり美しいエンディングですね。
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【DOD2】DOD1エンディングを引き継ぐパラレルワールドの評価は?
総合評価は前作より低めの85点。ですが前作より幅広い人に楽しめる作りに進化したと感じました。
◆良い点
ストーリーやキャラクター設定の作り込みの深さは健在です。ハッピーエンドも選べる事で幅が広がったと言えます。ストーリーとマッチしたBGMは好感の持てるもので、ムービーも美しいです。
主にアクションのコマンド追加など不満点の改善があり、操作性の向上が見られました。アイテムやコンボが増えて早く進行し、ストーリーを楽しみやすくなったのも良い点です。
◆悪い点
ストーリーの面で、このゲームの良さであるダークさやトラウマを負うような強烈さが和らいでしまった感があります。なぜか今作は声優のセリフ回しが棒読みなのが残念でした。また、マルチエンディングとはいえその分岐点が終盤にあるため、周回プレイに少々飽きが来たこともいまいちな点として挙げます。
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【DOD3】世界のために辛い運命をもった主人公の物語【考察・評価】
発売年月日 | 2013年12月19日 |
プレイできる機種 | PS3 |
オープニングから敵を斬りまくり、世界に平和をもたらした女神「ウタウタイ」から裏切者呼ばわりされるゼロが本作の主人公。今までとは違い、まさかの敵視点でのプレイと思われるような冒頭部分です。
実はゼロは、自身を含めたウタウタイの中に存在する「花」の力が世界を滅ぼすことを知っていました。世界を守るために、5人のウタウタイを殺し自分も死ぬこと覚悟で行動したのです。そんな悲しい運命を背負ったゼロの物語となります。
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『DOD3』ゼロにとってすべてが辛い結末・A~Dエンディング
『DOD3』はA~Dエンドが存在しますが、ゼロが幸せに生きて行ける未来は1つも存在しません。すべてが重く辛いエンディングですが、中でも『DOD1』への伏線となるAルートをご紹介します。
【ネタバレ】正史に最も近い、トラウマ映像のAルート考察
ゼロはすべてのウタウタイを殺すことに成功しますが、最後のウタウタイ「ワン」の弟に背後から刺され絶命してしまいます。姉であるワンを失い、生きる希望も無くした弟は「新しい教会を作ろう」と言いながらどこかに立ち去るのでした。
このあと「天使の教会」が設立され、後の司教マナが誕生するという歴史に繋がっていきますが、正史は存在しません。複数のエンディングの要素を引き継ぎ『DOD1』へと繋がっていきます。
ウタウタイを殺す描写は、映像で見ると酷いものがあります。美少女が斬られ、刺されて死んでいくのがトラウマに感じる人もいるでしょう。『DOD1』とは違い、相手が人の形をしているので、また違ったトラウマを体験できるのが『DOD3』なのです。
【DOD3】世界のために辛い運命をもった主人公の物語の評価は?
総合評価は90点。アクションRPGとしてバランスが良くなった上で『DOD』らしい、癖の強いゲームに仕上がっていると評価します。
◆良い点
キャラクターの個性の強さやBGMの良さ、ストーリーの緻密さは健在で、没入感がありました。ただし、鬱ベースであるものの今作ではなぜかギャクや下ネタ多め。筆者は好感を持ちましたが賛否を呼ぶ改変だと思います。
アクションの操作性は『DOD2』からさらに向上したと感じました。いわゆるもっさり感はほぼ解消されたのではないでしょうか。
◆悪い点
ロードが長く、処理落ちもあり、システム面で不満を持ちました。武器の特徴が弱くなっており、戦闘での選択肢が必然的に減ってしまったのが残念な点です。アクション面では単調さが目立って感じられました。
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考察・実はニーアシリーズとの繋がりも!?
『DOD』の世界とニーアの世界は繋がっているという設定があります。『DOD1』のEエンドで新宿にやってきたカイムとアンヘル。これがきっかけで私たちの住んでいる世界に「魔素」というものが持ち込まれ、ニーアの世界へと繋がっていきます。
レプリカントとの繋がりを考察
『DOD1』のEエンドが西暦2003年なのですが、その後の西暦2053年からストーリーが始まります。カイムとアンヘルが新宿に来たことがきっかけで、ニーアレプリカントの世界が形成されたのでしょう。
私たちの住むこの地球の未来の可能性の一つが、ニーアレプリカントの世界なのです。
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オートマタとの繋がりを考察
レプリカントの世界から更に時がたち、西暦11945年からストーリーが始まります。こちらはレプリカントから続く世界線のままで、人類が滅亡したあとのストーリーが展開していくのです。
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【ネタバレ】DOD3部作の衝撃トラウマを考察!【評価】まとめ
ドラッグオンドラグーン(DoD)の評価・考察まとめ
- DODの魅力①:暗いストーリー
- DODの魅力②:救いのない展開
- DODの魅力③:どこか狂っている登場人物
- DODの魅力④:トラウマなエンディング
- DOD1の評価:95点
- DOD2の評価:85点
- DOD3の評価:90点
- トラウマ考察①:終わらない戦い・報われない最期を視覚・聴覚から圧倒的に彩る最終ムービーに心を揺さぶられる
- トラウマ考察②:増殖するフリアエや赤ちゃん、美女の殺戮など生理的に訴える
- トラウマ考察③:ストーリーから心に絶望のダメージを与える演出に虚無感増大
DOD作品は強烈なトラウマを残しますが、その中身は細部にわたり本当によく出来ています。怖いもの見たさが『DOD』の魅力ではありますが、ストーリーも深く、歴史があり壮大です。
希望がないと知っていても、知れば知るほどその先へとストーリを進めたくなってしまうゲーム。DODの混沌とした陰鬱な世界観にぜひ触れてみてください。
設定資料集やコミックス番外編などでは知らない事実も満載で、作品を既に知っている方も知らない方も楽しめますよ♪
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