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【PS4/PS5】テイルズおすすめランキング+移植熱望3選【シリーズガチファンが厳選】

※記事には一部アフィリエイト広告が含まれることがあります。

2021年9月に5年ぶりの新作となる『アライズ』が発売したテイルズオブシリーズ。最近プレイしていなかった方も「久しぶりにやってみようかな」と思ったのではないでしょうか?

この記事では、現在PS4で発売されているテイルズオブシリーズ全4タイトルをランキング形式で発表します。最新作であるアライズがどこに入ってくるのかにも注目しつつご覧ください。

また、PS4では発売されていないものの、筆者が移植・リメイクを期待しているおすすめタイトルについても紹介します。もしプレイ環境のある方はそちらもチェックしてみてください。

目次

テイルズオブシリーズの歴史とPS4タイトルの一覧

2020年には25周年を迎えたテイルズオブシリーズ。これまでに様々なタイトルが発売されましたが、現在PS4で発売されているのは以下の作品です。

PS4対応のテイルズオブシリーズ一覧
  • テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER
  • テイルズ オブ ゼスティリア
  • テイルズ オブ ベルセリア
  • テイルズ オブ アライズ

全4本と言われると、少し物足りなく感じるかもしれません。過去には毎年1本ペースで新作がリリースされていた時期もありましたが、最新作『アライズ』の発売は約5年ぶりとなっており、最近は開発ペースがやや落ち着いています。

以下の見出しでは上記PS4タイトルをランキング形式で紹介すると共に、それだけでは少し物足りないので、後半はテイルズファンである筆者が移植を熱望しているタイトルもお届け。環境のある方はそちらもチェックしてみてください♪

PS4のテイルズオブシリーズおすすめランキング

ランキングは4位から順に発表します。

評価については、ストーリー・キャラクター・戦闘・システム・寄り道/やり込み要素の5項目を元におこないました。

人によって重視する項目は変わってくると思いますので、順位は1つの参考としてご覧ください。

4位:テイルズ オブ ゼスティリア

ひとこと評価ポイント
  • システムや戦闘など全体的に粗が目立つ
  • シナリオは炎上するほど酷くはない
  • テイルズとしては残念だがRPGとしては及第点

「20周年記念タイトル」として大々的に発売されたのが『ゼスティリア』でした。

注目も集まったタイトルでしたが、気合が空回りしたのかストーリーでもシステム面でも粗の目立つ部分が多かったため、今回は4位としています。

テイルズ オブ ゼスティリアの基本情報・世界観

発売日2016年7月7日(PS3版は2015年1月22日)
公式ジャンル名情熱が世界を照らすRPG
DLC

「穢れ」と呼ばれる負の感情が積み重なると人間がモンスターのように変貌してしまうという、何とも生きづらそうな世界が舞台です。

主人公のスレイは、そんな世界において世界を浄化する「導師」となり、止めどなくあふれ続ける穢れに立ち向かってゆきます。

また、この後紹介する『ベルセリア』の約1,000年後が描かれている作品であり、キャラクターの繋がりも有り。放送されたテレビアニメの評価が非常に高いので、ストーリーが気になる方はそちらを見るのもおすすめです!

↑アニメ版では不遇だったアリーシャが中心として編成されており、変更点も多々あります。ゲーム版よりも高評価なのも納得です!

テイルズ オブ ゼスティリアの評価詳細

ストーリー      ★★★☆☆
キャラクター     ★★★★☆
戦闘         ★★★☆☆
システム       ★★★☆☆
寄り道・やり込み要素 ★★★★★

法律で裁けないような悪役が非常に多く存在しており、それに対して暗殺で解決しようとする場面が何度も見られます。全体的に秩序が崩壊している世界観なので、合う合わないが分かれるでしょう

キャラクター関連では、当初正ヒロインと思われていた「アリーシャ」のあまりの不遇さに炎上騒ぎにもなりましたが、こちらは最初から理解した上でプレイすればそれまで不自然な展開ではありません。

DLCの追加シナリオ(有料)をプレイすることで救済される部分も大きいので、炎上の件を気にして買っていないのであれば、少しもったいない気がします。

その他、戦闘はスピーディで爽快感がありますが、「神依化」と呼ばれる能力でのゴリ押しになりがちでバランスは少し大雑把です。

マップの広さに対して移動速度が遅く、探索に時間がかかり過ぎるといったシステム面のストレスもあり、やり込み要素の豊富さがもったいない作品でした。

3位:テイルズ オブ ベルセリア

ひとこと評価ポイント
  • ゼスティリアの不満を上手く解消した続編
  • 序盤から終盤まで泣ける展開が満載
  • ダークな世界観や難易度の高い戦闘は少し人を選ぶかも

上で紹介した『ゼスティリア』の約1,000年前が描かれている『ベルセリア』

シナリオやシステム面で不評も多かったゼスティリアの続編ということで不安の声も大きかったですが、システム面については確実に改善されています

シナリオについても序盤から息をつかせない展開の連発で非常に魅力的ですが、かつて無いほどのダークな雰囲気はやや人を選ぶところもあるでしょう

テイルズ オブ ベルセリアの基本情報・世界観

発売日2016年8月18日
公式ジャンル名君が君らしく生きるためのRPG
DLC

これだけ作品が出ているテイルズオブシリーズにおいて、初の女性主人公が採用された作品です。

ジャンル名を見ると明るく前向きな印象を受けますが、シナリオはシリーズでも屈指のダークファンタジーで、復讐を果たそうとする主人公の悲壮な決意と覚悟が描かれます

『ゼスティリア』へ先に触れておくことで世界観などが理解しやすい部分もありますが、知らなくてもほとんど問題はありません。

テイルズ オブ ベルセリアの評価詳細

ストーリー      ★★★★☆
キャラクター     ★★★★☆
戦闘         ★★★★☆
システム       ★★★★☆
寄り道・やり込み要素 ★★★★☆

全体的にパーティの空気が重めですが、序盤から終盤までドラマチックな展開が連発されて物語に引き込まれます。暗い雰囲気が気にならなければストーリー評価は★5つでしょう

キャラクターに関しては、シリーズ特有の秘密が多くてうさんくさいムードメーカーなどもいい味を出していますが、敵キャラがあまりに極悪すぎて共感できない部分もありました

戦闘はシリーズでも難しい部類で、攻撃一辺倒でボタン連打をしているだけだと、通常攻撃すら満足に打てなくなりピンチに陥るでしょう。逆にシステムをきっちり理解できれば、奥深さにハマること間違い無しです。

やり込みをする上では、2週目への引き継ぎ要素がやや少ないという不満はありますが、2週目で解禁される要素も少ないので1週でかなりの満足感は味わえます。

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ベルセリアの良かったところと気になるところの正直レビューはこちら

2位:テイルズ オブ アライズ

ひとこと評価ポイント
  • 2021年発売の最新作は全シリーズでも上位に入る面白さ
  • シナリオは分かりやすく、戦闘はややテクニカル
  • ボリュームはそこそこだが満足感は十分味わえる

2位は最新作である『アライズ』。

アライズの発売は前作から5年以上間が空いており、テイルズ全体がRPGシリーズとしても影が薄くなりかけていたタイミングでした。

しかしプレイをしてみれば、シリーズらしさは残しつつシステムやグラフィックなどでは着実な進化が感じられましたし、ストーリーも間違い無く及第点の良作となりました

テイルズ オブ アライズの基本情報・世界観

発売日2021年9月9日
公式ジャンル名心の黎明を告げるRPG
DLC

2021年に発売したシリーズ最新作は、記憶が無い主人公と、とある目的のために動いているヒロインが出会ったことにより物語が始まります。

主人公たちのいる世界は、「ダナ」という人種が「レナ」という人種に支配されている環境で、『ベルセリア』ほどではないものの特に序盤のシリアス度は高めです

テイルズ オブ アライズの評価詳細

ストーリー      ★★★★☆
キャラクター     ★★★☆☆
戦闘         ★★★★★
システム       ★★★★☆
寄り道・やり込み要素 ★★★★☆

ストーリー展開は非常に分かりやすく、何気ない会話でもキャラの表情が細かく描写されていて演出もいいので引き込まれます。

パーティキャラの中にも「ダナ」と「レナ」が混ざっていて特に序盤はギスギスする場面もありますが、熱血主人公とツンデレヒロインを中心にバランスが取れています。

一方、敵キャラクターの背景が深堀りされず、相手の思想には全く共感できなかったので、キャラクター評価は厳し目に★3としました。

戦闘は爽快感があって面白いですが、慣れるまでは少し難しく感じるかもしれません。特に回復手段が豊富では無いため、攻撃を食らわない立ち回りが求められる部分が大きいです。

2周目に行かなくてもトロコンが可能なあっさり設計ですが、クリア後のダンジョン・サブイベントもきっちりあって、1周でも満足度は十分得られるでしょう

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【評価】アライズの良かったところと気になるところのクリア後レビューはこちら

1位:テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER

ひとこと評価ポイント
  • シリーズ初心者にも勧めやすい名作中の名作
  • やり込めば200時間は遊べるボリューム
  • グラフィックは今見ても十分キレイ

PS4のテイルズシリーズで1番おすすめなのは『ヴェスペリア』です。

魅力的なキャラクターたち、誰にでもとっつきやすいシナリオ、初心者から上級者まで楽しめるバトル、やり込み要素豊富な大ボリュームなど、大きな欠点が見当たらない完成度の高さを誇ります。

オリジナルであるXbox360版の発売から10年以上経ってリマスター版が発売されたあたりにも、このソフトの高い人気がうかがえます。

テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTERの基本情報・世界観

発売日2019年1月11日(オリジナルのXbox360版は2008年8月7日)
公式ジャンル名「正義」を貫き通すRPG
DLC有(全て無料)

正攻法では倒せない悪に対しても、自分なりの正義で立ち向かうことが主題となっている『ヴェスペリア』。

シリーズに多い熱さを全面に出す主人公ではなく、今作の主役「ユーリ」は最初から大人びており達観している性格です。代わりにヒロインの「エステル」など、他のメンバーに純粋で真っ直ぐなキャラクターが多くなっています。

序盤~中盤は周りの事件に巻き込まれていく形で物語が展開するため、あまり切羽詰まった目的意識は無く、のんびりした空気になることが多いのも特徴です

テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTERの評価詳細

ストーリー      ★★★★☆
キャラクター     ★★★★★
戦闘         ★★★★☆
システム       ★★★★☆
寄り道・やり込み要素 ★★★★★

元は2008年発売の作品ですが、グラフィックが高画質になっているので今遊んでも十分キレイな印象を受けるでしょう。

ストーリーは、身近なところの事件から徐々に規模が大きくなっていく王道パターンです。終盤は突然規模が大きくなる感じも受けますが、終始分かりやすくまとめられています。

主人公のユーリは1本芯が通っている性格なので安心感がありますが、裏を返せば緊張感に欠けるストーリー展開を生んでいるかもしれません。パーティメンバーは人数が多く、雰囲気も良く賑やかで家族のようなイメージです

戦闘は初心者にもおすすめですが、最新タイトルをプレイした後だとややもっさりした印象を受けるかもしれません。空中コンボなども充実しているのでアクションが得意な方にもおすすめです。

図鑑や称号集めなどのやり込み要素が非常に多く、トロコンには200時間以上かかるでしょう

PS4/PS5への移植が楽しみなテイルズオブシリーズ3選

ここからは、PS4/PS5で発売されていないものの、今後の移植が楽しみな3タイトルを紹介します

超おすすめ作品ばかりなので、未プレイで環境が整っている方であれば、ぜひともチェックしてみてください♪

テイルズ オブ グレイセス

発売日2009年12月10日
公式ジャンル名守る強さを知るRPG
対応ハードWii、PS3
ひとこと評価ポイント
  • 家族のようなほのぼのパーティ
  • お手軽コンボで敵との駆け引きが熱い戦闘
  • 秘奥義の演出は今でもトップレベルのカッコ良さ

『グレイセス』は、いまだにPS4へ移植されていないのが不思議なぐらい完成度の高い作品で、追加要素は無しでも良いので早く移植して欲しいです。

特にポイントなのはキャラクターと戦闘で、何周プレイしても苦にならない要素が詰まっています。

パーティメンバーは思いやりのあるキャラクターばかりで、特に中盤以降は仲の良いやり取りが頻繁に見られるため、スキットや戦闘後の掛け合いでもほっこりすること間違い無し

戦闘は「攻撃」「防御」「回避」の選択が重要で、相手の攻撃を読み切って回避した後にコンボを上手く当て切ったときの爽快感はシリーズでも随一です

ちなみに、もし今からプレイするのであれば、追加要素の入ったPS3版をおすすめします。

テイルズ オブ シンフォニア

発売日2003年8月29日
公式ジャンル名君と響きあうRPG
対応ハードGC、PS2、PS3
ひとこと評価ポイント
  • 好感度も設定されておりキャラクターイベントが充実
  • 昔ながらの戦闘に加え「ユニゾン・アタック」が良いエッセンスに
  • シナリオでもシステムでも自由度の高さが目立つ

『シンフォニア』は、イベント中の選択肢などによって各キャラの好感度が上下するようになっており、シナリオにも影響を与えるシステムとなっていました。

戦闘では、参加メンバー全員が技を出した後に特定の組み合わせで合体技も発動する「ユニゾン・アタック」が特徴的で、爽快感を一段階引き上げてくれます。

また、行き先の順番をある程度自由に選択できる場面も多かったため、プレイヤーの選択の幅が広く、何度もプレイし直したくなるようなソフトです。

システム面においても、習得する技をパワー重視にするかコンボ重視にするか選べたりと、自由度の高さが非常に目立ちました

テイルズ オブ ジ アビス

発売日2005年12月15日
公式ジャンル名生まれた意味を知るRPG
対応ハードPS2、3DS
ひとこと評価ポイント
  • シナリオ・戦闘・システムなど全ての要素が高いレベルでまとまっている
  • やり込み要素が豊富で周回プレイもやりがいがある
  • クセの強いキャラクターを受け入れられるかどうかで評価が一変する作品

シリーズ10周年記念作品ということもあり、『アビス』は全体的に気合が入った作りでした。

知っていれば序盤から強力な武器が作れたり、キャラクターの成長パラメータをコントロールできるアイテムがあったりと、難易度を上げての周回プレイもやりがいのあるシステムとなっています

ストーリーやキャラクターはおおむね高評価ですが、味方でも自分の利益しか考えていないようなやつがゴロゴロいるなど、とにかくキャラクターのクセが強いため好みは分かれるかもしれません

今からプレイするのであれば、ロード時間が短く追加要素も入っている3DS版がおすすめです。

最後に、移植の期待度はワーストだけどリメイクの期待度はトップクラスのタイトルを紹介

タイトルテイルズ オブ レジェンディア
発売日2005年8月25日
公式ジャンル名絆が伝説を紡ぎだすRPG
対応ハードPS2
ひとこと評価ポイント
  • BGMはぶっちぎりの完成度
  • キャラシナリオも高評価
  • 戦闘やグラフィックのレベルは低いので単純移植は×

最後に、最新機種でリメイクすれば化けるかもしれないタイトルを1つ紹介して終わります。紹介するのは、これまで移植すら一切されていない『レジェンディア』。良くも悪くも他のシリーズとは全く違う評価をされている作品です。

まず、評価がずば抜けて高いのはBGM新日本フィルハーモニー交響楽団がオーケストラ演奏している曲は今聴いても重厚感が桁違いなので、同じ曲を採用してリメイクして欲しいです。

次いでシナリオも高評価ポイント。特に各キャラにスポットライトを当てた「キャラクタークエスト」の出来が素晴らしいので、そちらをメインに再構成したいところです。

逆に、戦闘システムとグラフィックは1から作り直して欲しいレベルですが、何年かかっても良いのでリメイクの発売を期待したいと思います。

PS4で遊べるテイルズオブシリーズまとめ

最後に、この記事の内容をおさらいします。

PS4のテイルズオブシリーズおすすめランキング
  • 4位:ゼスティリア 言われているほど悪い作品では無いがシステム面の粗も目立つ
  • 3位:ベルセリア シナリオの暗さが気にならなければ文句無しの良作
  • 2位:アライズ 5年ぶりの最新作はシリーズ復活となる渾身の一作
  • 1位:ヴェスペリア 誰にでも安心して勧められる全要素がハイレベルな傑作
移植が楽しみなテイルズオブシリーズ
  • グレイセス 大きな不満点は無いので、そのままでも良いから移植して欲しい
  • シンフォニア 違う選択肢を選んで何度でも遊びたくなる自由度の高さ
  • アビス 最近シリーズに入った方にもぜひプレイして欲しいクオリティの高さ
リメイクして欲しいテイルズオブシリーズ
  • レジェンディア 戦闘とグラフィックが良ければ神作に化ける可能性も

PS4タイトルのランキングについては、次に買うソフトの参考にしてみてください。

その他の作品についても、興味のあるタイトルがあれば調べてみてはいかがでしょうか。

レジェンディアは・・・一緒にリメイクを待ちましょう(笑)

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