【龍が如く7】歴代シリーズとの繋がりと魅力・新要素とは?【徹底解説】
シリーズ最新作の『龍が如く7―光と闇の行方―』。これまでのシリーズと繋がりながら、新しい要素がたくさん詰まっている作品です。
新しい主人公、新しいバトルシステムも気になるところではないでしょうか?そして龍が如くシリーズ恒例の豪華俳優陣の起用も話題ですね!
今回は、そんな新要素や、豪華キャストなども含めて龍が如く7の魅力をたっぷりとご紹介します。今までの龍が如くシリーズが好きだった方も、今回の新作から遊んでみようと思っている方もぜひ、最後までご覧ください!
目次
物語のプロローグをご紹介
2001年元日、東城会三次団体・荒川組若衆の春日一番は、父とも慕う組長・荒川真澄(演:中井貴一)から若頭・沢城丈(演:堤真一)の身代わりを頼まれて出頭します。
2019年、18年間の刑務所生活を耐え抜いた春日の出所を出迎えた者は誰一人おらず。困惑する春日の目の前に現れたのは、警視総監・堀ノ内十郎の汚職を追う刑事・足立宏一でした。調査協力を要請してくる足立を振り切り、春日は荒川組のある神室町へ戻ります。
18年前とは様変わりしてしまった神室町に動揺する春日。荒川組が東城会を裏切り、神室町に近江連合を引き込んだ事実を知ります。
直接会って確かめる決意をした春日は足立の協力で荒川真澄のもとまで辿り着きますが、荒川は容赦なく春日に銃弾を撃ち込みます。
瀕死情態であった春日は目を覚ますと、なんとそこは横浜。春日は元看護師のホームレス・ナンバ(演:安田顕)に治療されて一命を取り留めましたが、行く当てもなく…。
春日一番のどん底からの成り上がり人生が、ここから始まっていきます。
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これまでのシリーズとの繋がり
長いシリーズの龍が如くシリーズですが、これまでとはどのように繋がりがあるのでしょうか?もちろん、東城会や近江連合といったお馴染みの極道組織の動向が物語の中心にあることは不変です。
ファンが気になっているのは、キャラクターの個人同士の人生が如何にリンクしているのかというところだと思います。しかし、実は桐生一馬と春日一番は全く接点がないのです。
活動している時期を比較してみると見事にズレています。ちなみに、時系列では以下のようになります。
西暦 | 主人公たちの動向 |
---|---|
1995年 | 桐生一馬が無実の罪で服役(その後、10年間) |
2001年 | 春日一番が無実の罪で出頭・服役(その後、18年間) |
2005年 | 桐生一馬が出所 |
2013年 | 桐生一馬が再服役(その後、3年間) |
2016年 | 桐生一馬が再出所 |
2019年 | 春日一番が出所 |
以上のように桐生と春日には接点がないですが、だからこそ龍が如く7は新鮮さが際立つ作品になっていると言えます。果たして、桐生一馬との接点は生まれるのでしょうか?
また、神室町を追われた東城会の動向も気になると思います。六代目会長・堂島大悟や真島吾朗・冴島大河はどうなったのでしょうか?
ぜひ、プレイしてチェックしてみてください!
個性豊かな登場人物
まずは、龍が如く7に登場する個性的なキャラクターを紹介します。これまでのシリーズとの違いにご注目下さい。
ひつまぶし
これまでのシリーズ(0~6)では、桐生一馬・真島吾朗・冴島大河・秋山駿・谷村正義・澤村遥・品田辰雄、といった7人が主人公として登場してたし、全作共通の主人公は桐生一馬!桐生を中心とした物語と言っても過言じゃなかったよね!
最新作・龍が如く7では、新しい主人公として春日一番が登場するよ♪
新主人公は「どん底の一番」春日一番
春日一番は、1977年の元旦に神室町にある桃源郷というソープ生まれ。中学を卒業して、喧嘩に明け暮れる毎日を送っていた春日は、ある時に暴力団に捕まり、荒川組組長・荒川真澄に助け出されたことがきっかけで、極道の道に進みます。
春日は仕事内容と似合わず、好きなゲームはドラクエであり、その影響で「勇者」に憧れています。自身を「どん底の一番」と称していますが、性格は明るい熱血漢です。春日の熱い言葉の一つ一つは琴線に触れるものが多く、龍が如く7の大きな魅力になっています。
春日の仕事は極道の常道と言うべき、みかじめ料などの集金が中心。弱者のために行動することを心掛けているせいで集金が滞り、若頭の沢城から大目玉を食らうことが多いようです(実際に本作では、エンコを詰めさせられる寸前の場面が出てきます)。
そして、もう一つの仕事は、荒川の一人息子・真斗(通称「若」)の介助をすること。若との関係性と一番がこれからどん底状態からどのように這い上がっていくのかに注目です。
魅力的な仲間たち
春日一番と出会い、仲間として共に物語を進めていくキャラクターを紹介します。どのキャラクターも明るくユーモラスですが、それぞれの個性もまた特徴的です。
<足立宏一:大塚明夫>
出所早々の春日と最初に出会うのが、足立宏一です。足立は神奈川県警に勤務する刑事ですが、ある事件をきっかけに免許センター職員へ異動させられてしまい、その元凶とみている警視総監・堀ノ内十郎を追うことに執念を燃やしています。
酒・ギャンブル大好きの独身中年ですが、自身の運命を狂わした事件で孤児になった少年の援助を毎月欠かさず行なっています。ずぼらな性格な刑事でもありますが、どこか憎めない人物です。
声優には大塚明夫さんが起用されています。
<ナンバ:安田 顕 >
荒川真澄に撃たれた春日を治療したのが、元看護師のホームレス・ナンバです。病院の薬を横流しした罪で看護師資格を剥奪されたナンバは、異人町のホームレスとなって生活していました。
普段は淡々とした物言いですが、時折見せる情熱的な姿はとてもカッコイイです。やがて春日と行動を共にしますが、その掛け合いはとてもコミカルでプレイヤーを楽しませてくれます。
声優には俳優・安田顕さんが起用されています。
<向田紗栄子:上坂 すみれ>
春日たちが雇われることになるソープランド「乙姫ランド」オーナー・野々宮が経営するキャバクラのママをしていたのが向田紗栄子です。他界した野々宮の葬儀の日に春日たちと紗栄子は出会います。そりが合わないながらも気にかけてくれた野々宮の死の真相を突き止めるべく、紗栄子は春日たちと行動を共にします。
気が強く、何でもハッキリと言う性格ですが、春日たちに仲間に迎えられた際には涙を見せるなど、優しさを兼ね備えた女性です。「サッちゃん」の愛称で呼ばれて親しまれています。
声優には上坂すみれさんが起用されています。
新バトルシステムの魅力
これまでの龍が如くシリーズでは、敵とのバトルは主人公を実際に操作して技を繰り出すアクションシステムでしたが、本作はどのように変わっているのでしょうか。
いーくん
本作では、ヒートアクションなど従来の要素も継承しながら、バトルシステムが更に進化してるよ!
キーワードは「ライブコマンド」と「ジョブチェンジ」!2つについて紹介するよ♪
ライブコマンドRPG
『龍が如く7』のバトルシステムは「ライブコマンドRPG」と言われるものです。それは、龍が如くシリーズの喧嘩アクションと、ドラゴンクエストやファイナルファンタジーなどのRPGを融合したシステムのことです。
攻撃する⇒攻撃を受ける⇒攻撃する…といった単調的なバトルではなく、キャラクターや街中が常に動いるのが反映されます。能力・個性だけではなく、攻撃する際の立ち位置・距離によっても相手に与えるダメージや、使用できる武器が変化。非常にスピード感のあるバトルが展開されます。
例えば、打撃範囲の広い敵をまとめて攻撃する際にも、仲間が近くにいると巻き込んでしまうため気を配らなくてはなりません。また、障害物に阻まれて自らの攻撃をミスってしまうことも。
周囲に気を配り、何が効果的なのかを考えながら仲間と協力して攻撃・防御を行なうことで、それぞれの能力も高められていきます。
『龍が如く7』のような優れたストーリーのPRGを探している方はこちらもオススメです♪
ジョブチェンジ
龍が如く7でのバトルで各キャラクターの個性を左右するのが、「ジョブ」(職業)です。ジョブはハローワークで変更可能です。つまり、「ジョブチェンジ」(転職)ということですね。
ジョブは、男女によって選択できるものが違います。例えば、男性の場合は、ダンサー・ホスト・機動隊員・解体屋・ホスト・占い師・料理人・用心棒など。女性の場合は、アイドル・ディーラー・キャバ嬢などがあります。
バトルではジョブによって使用できる技が違ってくるだけでなく、それぞれのジョブランクも上昇していくので、やり込むことでバトルも深みが増してくるでしょう。
今回の舞台ならではの要素とは?
龍が如くシリーズと言えば、シリーズごとに異なる舞台と、その土地ならではのアトラクションや施設も魅力です。そこで今回の舞台と、舞台ならではの演出についてもご説明します。
いーくん
いつもの舞台である歌舞伎町とは別に今回は横浜が登場!横浜ならではのプレイスやミニゲームについてもっと知ると魅力がもっと見えてくるかもね!
今回の舞台は横浜・東京・大阪
龍が如くシリーズでは初めて行動できる舞台として横浜が登場します。横浜エリアの広さは東京・神室町の3倍というので驚きです!これまでのシリーズをご存じな方は、中華街での蛇嘩との死闘を思い起こすかもしれませんね。
龍が如く7では横浜星龍会(日本)・横浜流氓(中国)・コミジュル(韓国)という日中韓の3つの勢力が均衡している横浜が舞台の中心です。
メインストーリーだけでなく、この横浜を舞台としたサブストーリーも充実しています。
やり込み要素、満載!横浜を堪能せよ!
『龍が如く7』は、横浜が見事に再現されています。
ランドマークタワーやコスモワールドを山下公園(ゲーム内では「浜北公園」)から遠望したり、中華街を散策したり、ふらっと散歩する程度でも充分に楽しめます。
そんなグラフィックの面だけでも充実度は高いですが、メインストーリー以外も夢中になってやり込んでしまうような要素が満載です。
様々なミニゲームの数々
シリーズではお馴染みのサブストーリーやミニゲーム。そのなかでも、龍が如く7で特に目玉と言えるものをピックアップしてご紹介します。
<バイトクエスト>
- 「絡まれてしまったチンピラから救助してほしい」
- 「あの虫を捕まえてきてほしい」
大きなことから小さなことまで横浜の人々を助けるバイトを受注して解決していきます。
<会社経営>
瀕死状態にある一番製菓の経営を正常化させ、横浜で株価ランキング1位を目指します。どん底状態にある会社を如何に建て直すかは、春日一番社長の手腕にかかっています。
会社経営でも成り上がり目指していく、まさに龍が如く7のコンセプトをここでも体現しています。
まとめ
龍が如く7は、新主人公の春日一番とその仲間たちが「表」と「裏」の激しい社会情勢に巻き込まれながらも「絆」を大事に協力して物語が進んでいきます。
また、これまでのシリーズをプレイしてきた人たちにとっては往年のキャラクターたちの動向も気になることでしょう。
従来のファンだけでなく、これまでの作品を全く知らない人でも存分に楽しめる龍が如く7をぜひプレイしてみてくださいね!
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