『アイドルマスター スターリットシーズン(スタマス)』評価・レビュー【シリーズ初挑戦目線からでもつまらない?】
シリーズ未経験だった新人Pこと筆者が『アイドルマスター スターリットシーズン』(スタマス)をプレイしたのち、見事にハマってトロコンするまでを振り返って感想・評価をお伝えします!
発売直後は「つまらない」「難しい」といった評判も多く、バグのせいもあってプチ炎上もしていた『スタマス』。4年ぶりの家庭用新作ということで興味を持った人も、そんな口コミを見て購入を迷っているのではないでしょうか。
率直にプレイ後の感想としてはシリーズ未経験の人にこそおすすめしたい一本でした!
今回は面白かったポイント、逆に改善してほしかったポイントや口コミなどで炎上していた要素も正直に書いていくので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
『スタマス』はこのような人におすすめ
登場キャラクターがとても多いゲームなので、ボイス付きでキャラクター同士の会話を長時間楽しみたい人には特におすすめです。
ただ、音楽パートや育成パートの難易度は割と高いうえにゲームオーバーもあるため、似たジャンルのゲームを全くやったことが無いと苦戦するかもしれません。
一方、アイマスシリーズの知識は一切無くても楽しめます。むしろシリーズ未経験の人の方が余計なことを考えずに楽しめるかもしれません。未経験でも楽しめた理由については、この後の見出しでも紹介していきます。
リンク
『スタマス』がアイマスシリーズの中でも未経験におすすめな理由
発売日 | 2021年10月14日 |
メーカー | バンダイナムコエンターテインメント |
ジャンル | 育成シミュレーション / 音楽 |
機種 | PS4、PC(Steam) |
『スタマス』における最大の特徴は、これまでのシリーズ各作品から人気アイドルを選抜して集結させていることです。
初代『アイドルマスター』からは13人、『シンデレラガールズ』『ミリオンライブ!』『シャイニーカラーズ』からは各5人ずつが登場。さらにオリジナルキャラ1人を加えた29人をゲーム内で育成することができます(DLCや2周目以降の追加もあり)。
まさにシリーズの良いとこ取りをしたようなタイトルとなっており、オールスターメンバーで約9ヶ月間に及ぶアイドルユニット選抜大会へと挑みます。
過去作やグッズなどの関連が気になる方は以下のリンクから一気にまとめて確認してみてください♪
ちなみにアイマスシリーズはアニメシリーズにコミックもあります!アニメを全部視聴したいなら1か月の間なら無料でU-NEXTで閲覧可能です。(シリーズ12作品+コミック41作品閲覧可能なのを確認済【2022年6月時点】)
コミックは無料閲覧はできませんが、有料会員になるとポイントで毎月1200円分読めるようになります!コミックスもついているのはアニメサブスクの中でもU-NEXTだけです。
発売当初はひどいと低評価だった?悪評判の理由3つとは
プレイ後の印象としては「かなり完成度の高いゲーム」だった『スタマス』ですが、特に発売直後はマイナス面の評価も目立っていました。
気になる人もいると思いますので、その理由を1つずつ見ていきましょう。
バグが原因の炎上騒動があった
発売して間もない頃、「ライブ中にマイクがどんどん大きくなっていく」というギャグみたいなバグが大きく取り上げられ、プチ炎上しました。
見た目のインパクトもあって当時けっこう話題になりましたが、現在はもちろん修正済みです。筆者のプレイ時(2022年1月以降)に気になるバグは発生しなかったため、該当のものを含めて致命的なバグはあらかた潰されているでしょう。
初見ではゲームオーバーが当たり前なほど難しい
『スタマス』では、ゲーム内で毎月設定される目標を達成できないと容赦無くゲームオーバーになります。特に中盤以降はこの目標をきちんと意識してプレイする必要があり、気に入ったアイドルだけを考えなしに育てていてはクリアが難しい難易度です。
攻略情報が揃っていない発売直後のタイミングでは、なかなか先に進めずストレスを感じる人も多かったでしょう。
事前にちょっとしたコツを知っておくだけでも攻略はかなり楽になりますが、情報を一切見ずにプレイしたい場合は、今からプレイする場合でも難易度の高さに注意してください。
キャラクター育成の難易度が高い
ゲーム中に育成できるアイドルは全29人。ただし、月ごとにステージへ立つメンバーが10人前後指定されるため、実際にはその指定メンバーを中心に育成することになります。
もちろん指定メンバー以外を育成することもできるので、目標達成できるまでは指定メンバーを強化しつつ、余った期間でメンバー外のアイドルをどれだけ育てられるかがポイントです。
特に中盤以降、全く育っていないアイドルが何人も選ばれると厳しい状況になるため、ある程度は全員をまんべんなく育成することが求められます。
これは、推しキャラが既に固まっているベテランPにとってはストレスになりかねない部分でしょう。今作をシリーズ未経験者におすすめしたいと言っている理由は、このあたりが大きい
です。
ライブのアクションも慣れないと難しめ
ライブパートでは、基本は十字キーの「左」「上」と、ボタンの「□」「△」「○」(PS4の場合)の5種類を使用します。そこから場合によって使うボタンがさらに増えるので、リズムゲーやアクションが苦手だと苦戦するかもしれません。
また、習得するスキルなどもしっかり使っていかないと中盤以降厳しくなってくるので、タイミング良くボタンを押すだけでは上手くいかない場面も出てきます。
ただ、それらの要素を使いこなして操作にも慣れてくればちょうどいい手応えなので、飽きずに続けられる絶妙なバランスと感じられるはずです。
歴代シリーズのファンだからこそつまらないと感じる部分も
今作の仕様は「お気に入りのアイドルだけ特化させて育成したい」といったプレイを夢見ていたファンにとっては残念だったかもしれません。
発売日直後に評判を書き込むのは熱心なシリーズファンが多く、当初はそういった人による不満がネットの感想でも多く見られた気がします。
ただ、全員をまんべんなく育成する必要があるというのは、シリーズ初心者にとってはむしろありがたいところです。
全員を育てつつ、好きなアイドルには2割増しぐらいでコミュニケーションを取ることで、ゲームクリアにも困らない幸せな関係を築けるでしょう。
『スタマス』の良かった点・良評価ポイントを4つ紹介
ここからは『スタマス』の良かった点と悪かった点を順に挙げていきます。
まずは良かった点から。筆者がプレイしていてハマる原因になったポイントを紹介します。
良評価①シリーズ初心者にも優しい作り
各タイトルから集結したアイドルたちは、作中では事務所をまたいでのチーム編成ということになります。自分の分身となるプロデューサーを含め、他の事務所に所属しているアイドル同士では初顔合わせがほとんどです。
そのため、ゲームの最初には各アイドルの丁寧な自己紹介もあり、シリーズ初心者でも入っていきやすい作りになっています。
中には過去作の出来事を振り返るような描写もありますが、プレイしていて「置いていかれている」と感じることはありませんでした。
良評価②登場するアイドルは全員魅力的
集まったアイドルたちは、時には迷いながらも前向きに突き進んでいくメンバーばかりで、プレイしていて元気をもらえるぐらい魅力的です。
それぞれが強い個性を発揮しつつも、出しゃばり過ぎるキャラクターがいないのも好印象で、全員がチームとして一丸となっていく様子を楽しめました。
「キャラクターが多すぎて顔と名前が覚えられないかも…」と心配する人がいるかもしれませんが、プレイを楽しんでいるうちに間違いなく覚えられるので大丈夫です。
良評価③会話やライブシーンのモーションがキレイ
会話やライブシーンのグラフィックは3Dで表現されており、モーションのクオリティはかなり高いように感じました。
普段の会話でも表情やポーズが豊富でよく動くので、何気ない会話でも飛ばさずに見ていたくなります。
ライブシーンはさらに格別で、初見の曲では操作そっちのけで引き込まれるように見てしまったこともありました。現実で人間の動きを見ているような振り付けが楽しめます。
良評価④尋常ではないボリュームの多さ
1周目は全てのボイスを聴きながらプレイしていたのですが、クリアするまでに80時間近くかかりました。
メインストーリーのボリュームはもちろん、フリータイムに消化できるキャラクターごとのイベントも莫大な数があり、全部見るのには3周目の途中までかかっています。
ただ、これだけボリュームがあっても「無駄に長い」と感じることはありませんでした。2周目以降限定の要素もあり、飽きさせにくい工夫がされているのも嬉しいポイントです。
『スタマス』の悪かった点を2つ紹介
ここまでべた褒めしていますが、もちろんプレイ中には不満を感じる点もいくつかありましたので、2つ紹介していきます。
気になった点①演奏できる楽曲が少ない
ほぼ全ての曲が初見だったので1周目はあまり気にならなかったですが、楽曲のバリエーションはもう少し欲しかったです。
ライブの歌声は、ちゃんとメンバーに選んだアイドルの声が聴こえるようになっているのは素晴らしいポイント。ただし、曲ごとに歌声が収録されているメンバーは限られているので、曲とメンバーの組み合わせは自由度が意外と低いです。
プレイ中に数十回演奏した曲もあるので、人によっては中盤~終盤で少し飽きるかもしれません。
気になった点②トロコンを狙うと作業感が出てくる
筆者は3周目の後半でトロコンを達成しました。極限まで効率良くプレイしても、おそらく2周でのトロコンは相当厳しいでしょう。
2周目限定の要素があるため、そこまでは全く飽きませんでしたが、さすがに3周目は目新しいイベントも無くなって作業感がありました。
それでもトロコンを狙いたいという方は、1周目に全てを片付けようとせずクリアだけに集中することをおすすめします。かなり長丁場になるので、まずは純粋にプレイを楽しみましょう。
アイドルマスター スターリットシーズン評価・感想まとめ
最後に、この記事の内容をまとめます。
PS4版は、ゲーム序盤が遊べる体験版も配信されていますので、気になった方は購入前にプレイしてみてはいかがでしょうか。
リンク
★関連人気記事はこちら★
PS4/PS5でほのぼのできる癒し系ゲーム6選【ゲーム操作が苦手な人にもおすすめ】
PS4のゲームって、なんとなく操作が複雑で難しそうだったり、殺伐とした世界の中で戦ったりするソフトが多いイメージはありませんか? でも、実はけっこう操作がシンプ...
【男性向け】PS4のギャルゲー・恋愛ゲームおすすめランキングベスト10【良シナリオ順】
色んなシチュエーションや対象と甘い時間を過ごせるのはゲームならではの良いところですよね!そこで今回はPS4で恋愛ゲーム・ギャルゲーを探している主に男性へ向けて、...
★迷ったらまずここを見て!
▶▶【テーマ・ジャンル別】PS4良ゲームまとめ一覧
▷▷【テーマ・ジャンル別】任天堂スイッチ良ゲームまとめ一覧
★最新ヒット作を合わせてチェック★
コメント