『コーヒートーク』評価・レビュー!【バリスタは何者?ネタバレなし考察】
今回はのんびり楽しめるソフトを探している方におすすめの『コーヒートーク』というノベルゲームについて、評価・レビューしていきます!PS4は持っているけど、気軽に楽しめるソフトは持ってない方も多いのではないでしょうか。
この記事を読めば『コーヒートーク』の魅力が理解でき、主人公のバリスタについても興味が湧くこと請け合いです。普段時間に追われて隙間時間に癒されたい方はぜひ最後までご覧ください♪
目次
『コーヒートーク』とはどんなゲーム?
まずは『コーヒートーク』の基本情報から押さえていきましょう。ストーリーのあらすじやゲームシステムもご紹介するので、この作品が自分に合いそうか確認してみてください!
ジャンル | ノベルゲーム |
発売年月日 | 2020年1月 |
プレイ可能機種 | PC、PS4、Xbox One、Switch |
DLC | あり |
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このゲームはどんな人におすすめか?
ゲームの概要とメディアの評価
『コーヒートーク』は、インドネシアのゲーム会社Toge Productionsが開発したノベルゲームです。
日本のパブリッシャーはコーラス・ワールドワイド。PC・PS4・Xbox One・Switchでプレイ可能で、ともに2020年1月に発売されました。
少しマイナーな作品ではありますが、東京ゲームショウ2019「ゲームの電撃アワード」のインディ部門にノミネートされた経歴もあります。
ストーリーのあらすじ
物語の舞台は2020年のアメリカ、シアトル。実在するシアトルと少し異なり、ここでは人間以外にエルフ・狼男・ヴァンパイアなど、様々な種族が共存しています。
主人公のあなたは、夜だけオープンする少し変わったカフェのバリスタです。訪れるお客さんの好みや気分に合った温かな飲み物を提供し、彼らの身の上話や相談事を聞いていきます。
お客さん同士での会話が多く、中には言い合いになるパターンも。
また、種族の違いで差別を受けているお客さんなど、現実の人種差別を想像させる内容も扱われています。しかし、ヘビーな空気感ではないので安心してください。
最後は種族違いの恋を成就させる、頑張った仕事が実を結ぶなど、ハッピーエンドを迎えるキャラクターばかりです!
ゲームシステム
基本的に登場人物の会話を読み進めるだけなので、難しい操作は一切ありません。カフェに来たお客さんにピッタリの飲み物を提供するだけです。
飲み物は「ベース」・「メイン材料」・「サブ材料」の3つをブレンドして作ります。ベースは、コーヒー・抹茶・紅茶・ココア・ミルクの5種類からの選択です。この5種類に、メイン材料とサブ材料となるショウガ・ミント・レモン・はちみつ・シナモンを加えていきます。
使う材料によって飲み物のほっこり感・さっぱり感・甘み・苦みが変化するので、お客さんの好みに寄せていきましょう。もし提供する飲み物を間違えても、ゲームオーバーになることはありません。
しかし最後に完全なハッピーエンドを迎えることはできなくなるので、間違えないに越したことはないです。(とはいえ、周回でやり直しができるので、そこまで慎重にならなくても大丈夫です)
周回プレイでは、一度読んだことのある会話はスキップできることもあり、10時間くらいあればクリアできます。がっつりゲームに時間を割けない方でも手を出しやすい作品です。
『コーヒートーク』面白いポイントの評価・レビュー
派手さはありませんが、インディの会社が開発したならではの味わいがある『コーヒートーク』。
実際にプレイしてみて特に気に入った点「物語の落ち着き・奥行き」「BGMとドット絵のオシャレさ」「おまけ要素の充実」について触れていきます。
評価ポイント①良い意味で先が気にならない展開!
ゲーム内で1日1日の区切りがあります。その日によって登場人物が変わり、その度に会話が一区切りつくので、良い意味で“めちゃくちゃ先が気になる!“となることはありません。
焦って先へ先へとプレイしなくて済む感じが、逆に安心感がありました。ストーリーにもミステリやサスペンスといった要素はなく、淡々と読み進められるのが魅力的でした。
評価ポイント②オシャレなBGMとレトロなドット絵
ゲーム内で流れるジャズがどれもオシャレかつリラックスできる曲調で、聴いていて心地良かったです。また、レトロなドット絵も温かみと懐かしさがあり、独特の安らぎがありました。
この優しい音楽と映像が合わさって、プレイしているだけでなんだか眠くなってきますよ。1日の終わりにプレイするのにピッタリです。
評価ポイント③バリスタは何者?正体が気になる!
主人公であるバリスタは、ゲーム内で姿は見えず、正体も明かされません。ただただカフェのバリスタとして、お客さんに飲み物を提供するだけです。
しかし、エンディング後に少しだけ彼の正体について匂わせる内容が描かれます。明言はされませんが、普通の地球人ではないことは間違いなさそうです。
ゲーム2周目以降は、そんなバリスタの正体に絡んで会話が追加される部分もあります。シンプルなゲームながら、想像の余地が残される部分があるのも素敵です。
評価ポイント④おまけも充実&トロコンもしやすい!
本作はゲーム本編の他に、エクストラコンテンツがあります。ここでは本編を進めることでイラストやコミックが解放されるので、それを見るのも楽しいです。
また、本編と関係ないひたすら飲み物を提供するミニゲームもあり、地味に難しいけど頑張ればこなせる難易度になっています。他のゲームと比べてトロフィーも集めやすいので「トロコンしてみたい」という人にもおすすめです。
『コーヒートーク』評価・レビューまとめ
以上、『コーヒートーク』の魅力についてのご紹介でした。基本は文章を読むだけで、ゲーム要素は飲み物を提供する部分だけと少し地味な作品ですが、その分リラックスして楽しめます。ジャズのBGMやレトロなドット絵もオシャレな雰囲気で、夜に一人でまったり遊ぶのに最適ですよ。ストーリーも基本的に落ち着いた内容で、特別ハラハラすることはありません。少しでも興味を持ってくれた方は、ぜひホットドリンク片手に、のんびりプレイしてみてくださいね。
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