『仁王』シリーズって難しい?プレイ感想・評価と難易度変更についても解説
今回は『仁王』シリーズについて、死にゲーの中でも難しいと言われる理由と実際にプレイして見つけた救済措置について、そして良かった点と気になった点の感想を1と2それぞれご紹介していきます。
『仁王』シリーズは有名な死にゲーのひとつであり、従来のゲームとは違った難しさや達成感が得られる作品です。
いーくん
超有名メーカーの作った死にゲーについて挑戦してみたいけどできるか不安な方や、評価・感想が気になる方は、ぜひ最後までご覧見てくださいね♪
※画像はすべて筆者が撮影したものです
目次
『仁王』シリーズとはどんなゲーム?
まずは、どんなゲームなのかとその特徴についてまとめてみました。ざっくり言うと以下の3つが大きな特徴と言えます。
『仁王』の基本情報
仁王 PLAYSTATION HITS – PS4
発売年月日 | 2017年2月9日 |
プレイできる機種 | PS4 |
プレイ人数 | 1~2人 |
DLCの有無 | 有 |
ジャンル | ダーク戦国アクションRPG |
Z指定の有無 | 無 |
メーカー | コーエーテクモゲームス |
『仁王2』の基本情報
仁王2 Complete Edition
発売年月日 | 2020年3月12日 |
プレイできる機種 | PS4 |
プレイ人数 | 1~2人 |
DLCの有無 | 有 |
ジャンル | ダーク戦国アクションRPG |
Z指定の有無 | 無 |
メーカー | コーエーテクモゲームス |
物語のベースは戦国時代
『仁王』は2017年2月9日にPS4で発売された作品で、2020年3月12日には続編の『仁王2』もPS4で発売されました。制作は「コーエーテクモゲームス」です。
戦国アクションなので日本が舞台の物語。『仁王』は徳川家康を中心とした関ヶ原の時代、『仁王2』は秀吉や信長のいる“織豊時代”が物語の舞台になります。
制作会社である「コーエーテクモゲームス」は『信長の野望』や『戦国無双』といったゲームも手がけており、歴史に強いゲーム会社です。そのため、戦国時代の歴史が好きな方はより楽しめる作品だといえます。
「高難易度」の和風死にゲー
『仁王』シリーズは死にゲーと言われるほど難易度の高いゲームです。基本的に敵の攻撃に3発当たると殺られてしまい「落命」の文字を幾度となく見ることになります。雑魚敵が相手でも気を抜くと一瞬で倒されてしまうので注意が必要です。
また、出てくる敵は魑魅魍魎の類や有名武将がほとんどで、神話に出る生物も守護霊という形で登場します。日本で暮らす人にとっては馴染みのあるキャラクターが多いのも『仁王』シリーズの魅力でしょう。
よく知られる死にゲーといえば『デモンズソウル』や『ダークソウル』などの洋風テイストがほとんどでした。一方、『仁王』は和風であり、この点だけでも従来の死にゲーと違う感覚を味わうことができます。
本当に難しい!?『仁王』『仁王2』の難易度と難易度変更【厳密にはできないけど…】
『仁王』シリーズが難しい死にゲーと呼ばれる理由はいくつかあります。その中でも一番の要因だと考えられるのは難易度の設定についてです。しかし、絶妙なバランスでプレイヤーを惹きつけている部分でもあります。
ポイントについてはこのあとから詳しく説明していきましょう。
周回を重ねるごとに難易度が増していくシステム
『仁王』シリーズはストーリーの周回を重ねるごとに難易度が増していき、敵の配置変更やステータスが強化されていきます。代わりに獲得できる装備も希少な物になるので、更に自分のキャラクターを強化することが可能です。
この難易度は周回ごとに「~の道(『仁王2』では「~の夢路」)」という形で追加され、マップから変更が可能です。そのため、いつでも自分に合った難易度でプレイすることができます。
しかし、この難易度設定では一般的なゲームで見る「易しい・普通・難しい」という変更はできないため、一週目のストーリーがどれだけ難しいと感じても難易度は下げられません。
救済措置となり得るシステム
難易度を下げることができないので、“一週目のストーリーがクリアできない”という方も多いでしょう。そのような時に難易度を疑似的に下げ、攻略が楽になるシステムがいくつかあるので紹介していきます。
『仁王』はこの救済措置といえるシステムを使わないと、一周目の難易度は高く感じます。『仁王2』では「目潰しの術」や「遅鈍札」の効果が弱体化していますが、全体的なバランス調整がされているため、『仁王』よりトライ&エラーの色が強いです。
『仁王』の良い点
戦闘スタイルが豊富
『仁王』には5種類の武器「刀」「二刀」「槍」「斧」「鎖鎌」があり、武器ごとに「上段・中段・下段」の構えがあります。様々な武器があるので自分に合った武器が見つかりますし、気分転換に他の武器を使うのもいいでしょう。
遠距離武器は「弓」「銃」「大筒」の3種類。更に忍術や陰陽術も使えるので、幅広い育成ができます。また追加DLC(ダウンロードコンテンツ)を購入することでストーリーと難易度の他に、武器(「大太刀」「旋棍(トンファー)」)も増えるのでDLCの購入もオススメです。
達成感や考える楽しさがある
死にゲーの醍醐味でもある「達成感」がしっかりとあります。特にゲーム中盤辺りからはゲームシステムにも慣れてくるので、敵に対して適切な対応ができるようになり自身の成長を感じとれるでしょう。
慣れてくると装備の組み合わせなどを考えるのも楽しいです。装備の組み合わせにより戦闘スタイルも大きく変化するので、自分だけのスタイルを見つけるのもひとつの醍醐味と言えます。
『仁王』の悪い点
序盤がとても難しい
チュートリアルステージもそうですが、その後の最序盤のステージの難易度が高いです。死にゲー経験者ならまだしも、未経験者は特に難しく感じるのではないでしょうか。
もちろん“死にゲーだから”と言ってしまえばそれまでですが、最序盤に関してはもう少し難易度を落としてもいいのではないかと思いました。
火力が絶対正義
これは良い点でもあり、悪い点でもあります。基本的に敵の攻撃が3発程当たると死んでしまいますが、火力特化にすることで戦闘時間を短縮し疑似的に被弾を減らすことができます。
最終的な話をしてしまうと、最難関のステージボスは攻撃を2発与えるだけで倒せてしまうので、勝つことだけに注力した場合は火力特化が最適解になります。
『仁王2』の良い点
調整されたゲームバランス
前作『仁王』に比べ全体的な難易度が良い方向に調整されています。序盤のステージ難易度も控えめになりましたし「義刃塚」により味方が呼べるので、敵のターゲットが分散しやすいです。
特技の追加により敵の大技を切り返せるようになり、守りから攻めに転じやすくなったため、戦闘のテンポも良くなりました。
「魂代」で増えるバリエーション
妖怪を倒すことで得られる『仁王2』からの新要素「魂代(たましろ)」。これを装備すると魂代ごとに付いている能力が付与されます。自身の短所を埋めるように魂代を付けたり、長所を伸ばすようにしたりできるため、カスタマイズの幅が広がりました。
この魂代には「妖怪技」が設定されており、妖怪ごとに発動する技が違うので攻撃手段や回避手段として活用できます。
『仁王2』の悪い点
武器モーションが前作と同じ
前作『仁王』で使えた8種類の武器が『仁王2』でも使えますが、新技以外は武器のモーションに違いは見られません。良くも悪くも前作と操作感が変わらないため、新しい武器に手を出さない場合は立ち回りが退屈に感じてしまいます。
『仁王2』になり新しい武器である「手斧」と「薙刀鎌」が追加されたので、前作『仁王』をプレイされた方は新武器を使うと新鮮味がありおすすめです。
追加DLCを購入することでさらに武器が追加されるので、武器の選択の幅が広がります。
新システムの「妖怪化」の性能
「妖怪化」はストーリーにも関わるシステムで、貯めたゲージを消費することで妖怪化できます。しかし、この妖怪化ですが、あまり性能が良くないです。
妖怪化中は被ダメージが無効化されますが、攻撃面が物足りないのと持続性がないのが欠点です。
特に持続性に問題があり、あらゆる行動をするだけでゲージが消費されてしまいます。
個人的には攻撃性能も低いので、ゲージの消費はダメージと時間経過のみで良かったのではないかと思います。
『仁王』シリーズの難易度・特徴・感想まとめ
今回は『仁王』シリーズを紹介しました。死にゲーの中でも数少ない和風テイストでとっつきやすく、これから死にゲーを始める方にもおすすめできる作品です。追加コンテンツを購入しなくても、十分に楽しめるボリュームもあります。
この記事で紹介した『仁王』シリーズの内容をまとめると、次のようになります。
皆さんも『仁王』シリーズをプレイして困難に立ち向かい、そして乗り越える達成感をぜひ味わってみてください!
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